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場面による敬語の使い分け |
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非常に敬意の高い敬語から簡素なものまで様々な言い方を,「相手や場面によって使い分ける方がよいと思う」人は78.3%である。これは,多様な敬語表現を求める傾向を示すものと言えよう。 |
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敬語に関する考え方 |
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敬語についての意見4項目の同意率・不同意率を見た。 |
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「目上の人には敬語を使う方がよい」の同意率は91.3%と高い。 |
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「親しい人(友人など)に敬語を使うのはよそよそしい」の同意率は若年層ほど高く,男性16〜19歳では9割,女性の20代以下では8割を超える。 |
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二つの言い方(「やる/あげる」と「ら抜き言葉」) |
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「やる」「あげる」のどちらを使うかについては,3例とも「やる」派が「あげる」派を上回る。「あげる」は,うちの子→植木→相手チームの順に多く使われている。 |
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この言葉遣いには地域差があり,「植木に水をやる/あげる」について見ると,東北,北陸,中部,九州で「やる」が80%以上となっている。「あげる」が多いのは,北海道25.0%,関東29.9%である。 |
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また,性差もある。「植木に……」について見ると,女性の20代以下では40%以上(16〜19歳41.3%,20代47.3%)が「あげる」を使うとしており,「うちの子に……」では,女性の20代以下のほぼ7割が「あげる」派である。 |
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「ら抜き」の使用についても,「食べられる」「来られる」「考えられる」のような,本来の言い方を使うと答えた人が3例の平均で71.6%と多く,「ら抜き」を使う人の平均は22.6%である。ただし,「来られる/来れる」について,16〜19歳の過半数が「来れる」を使うとしていることは,注目されるところであろう。 |
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語別では,「来る」「食べる」「考える」の順に「ら抜き」率が低くなり,この限りでは「ら抜き」の浸透が語幹の音節数と相関するのではないかとの説と照応する。 |