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平成21年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由

[芸術選奨文部科学大臣賞]
部門 受賞者 贈賞理由
演劇 (あらし) 圭史(けいし)  嵐圭史氏は永年に亘り,前進座の中心俳優として活躍して来たが,平成21年5月国立劇場の前進座公演で真山青果作「江戸城総攻」の徳川慶喜を演じて優れた演技を見せた。青果はこの作品で,水戸藩に生まれ生来勤皇の志を持ちながら,将軍になったがゆえに賊軍の将として指弾される慶喜の怒りと懊悩,その果ての決断を描いているが,嵐圭史氏は持前の優れた風姿と品位,明晰な台詞術を駆使して,慶喜の人柄と言動を鮮やかに表現した。
鵜山(うやま) (ひとし)  シェイクスピア作「ヘンリー六世」は「百年戦争」,「敗北と混乱」,「薔薇戦争」の三部作で,英仏戦争や貴族間の陰謀や殺戮と醜い欲望を描いた作品であり,各部3時間,合計9時間を越える大作である。三部共通の駄々広い舞台装置は前舞台まで使用され,その広い舞台で38名の実力派俳優陣が全作品に出演し熱演していた。演出も観客の視線を釘付けにし,時間の長さを感じさせなかった。演劇上演の難しい,新国立劇場・中劇場で成功した真の作品と云える。
映画 川島(かわしま) 章正(あきまさ)  川島章正氏は,「釣りキチ三平」,「ジャイブ 海風に吹かれて」,「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」,「わたし出すわ」の作品で,観客の心を揺さぶる感動的で丁寧な編集をしている。川島章正氏の編集は,編集の創作技法を駆使し,ショットを積み重ねて観客を作品の核心に巧みに誘導してゆく深みのある表現である。「の・ようなもの」で編集担当者となってから今日まで,常に映画界の第一線で編集者として活躍していることは,それだけ力があることの証でもある。
種田(たねだ) 陽平(ようへい)  「キル・ビル」,「フラガール」など様々な傾向の映画で,映画美術の成果を積みかさねられて来た種田陽平氏は,平成21年度公開の「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」,「空気人形」においても,作品の成功に大きく寄与し,ゆるぎない実力を示した。自らの感性とものの見方の視点からずばりと切り口を開いてゆく,再現ではなく表現を,模写ではなく創造をといった取り組みが,かかわった作品に深みを与え,また映画美術のあるべき姿を再認識させた。
音楽 三橋(みつはし) 貴風(きふう)  国内外での演奏会を数多く催し,ジャンルを超えた活動や文化交流など,社会的にも大きく貢献している。平成21年度の「尺八本曲 空間曼陀羅 恨の軌跡」(津田ホール 11月)では,《三谷》と題する古典本曲の三作品を通して,伝承の違いが生み出す多彩な表現様式を見事に吹き分けた。続く後半では,湯浅譲二作曲《舞働》,金大成作曲《恨櫓歌》,広瀬量平作曲《鶴林》という現代の三作品を通して,時代と国境を超える尺八の可能性を追求し,独自の感性に基づく大きな成果をあげた。
吉村(よしむら) 七重(ななえ)  現代箏曲の楽器として41年前に誕生した二十絃箏は,吉村七重氏によって,演奏技法,作品開発が飛躍的に進展し,現代音楽の有力な楽器として,その存在を国の内外で高めた。吉村七重氏は後継者育成にも指導力を発揮し,次世代の逸材を多く輩出している。また,さまざまな洋楽器との共演によるリサイタル活動は海外にも及び,数々の現代音楽祭参加などを通じて,国際的な活動の場を広げている。昨年の「吉村七重箏リサイタル2009 箏曲の新たなる領域」(虎ノ門・JTアートホール 2月)では,福士則夫の委嘱初演作をはじめ,北爪道夫,猿谷紀郎,湯浅譲二,西村朗の作品を,的確な解釈と豊かな感性に裏づけられた技巧によって演奏し,二十絃箏の機能美と芸術性を高めた。
舞踊 岩田(いわた) 守弘(もりひろ)  幼少の頃よりバレエに親しんだ岩田守弘氏は,優れた身体能力と鋭い技巧により世界屈指のロシア国立ボリショイ・バレエ団第一ソリストとして活躍。「白鳥の湖」の道化や「明るい小川」のアコーディオン奏者に加え,「バレエ・アステラス☆2009」(新国立劇場 8月)では「サタネラ」パ・ド・ドゥを個性豊かに演じて印象深い。たゆまぬ努力と真摯な姿勢は創作への道を切り開き,ファルーフ・ルジマトフのために振り付けた「阿修羅」(ゆうぽうとホール 7月)で,その才能を開花させた。
三代目
花柳(はなやぎ) 寿美(すみ)
 『吉田御殿』は1931年に,小山内薫の戯曲『吉田御殿』とディアギレフの「バレエ・リュス」(1909〜1929年)の『タマール』を基に創作された作品で,初代花柳寿美が振付した。坪内逍遥が「国劇刷新」のために書いた『新楽劇論』(1904年)の流れの「新舞踊」の運動の中で,寿美の「曙会」で上演された。三代目花柳寿美氏は,母・花柳宗岳からこの作品を引継いでいるが,昨年は「東京藝術大学退任記念公演」として上演,千姫役では,すぐれた古典技法で格調高く妖艶な演技,それに新興の時代に創造された感覚をも合わせて,今に生きた作品として見せた。
文学 稲葉(いなば) 真弓(まゆみ)  四稿を収めた短編集。志摩半島の一隅に小さな別荘を建てた都会暮らしの女性の語り手が,自然との触れあいのなかで,新鮮な生の感覚を発見してゆく内面の過程が,端正な文体でこまやかに捉えられてゆく。土地の風土の光と生存の新しい喜びとの照応が,まことに印象的である。また真珠の核入れ仕事をする寡黙な男と,別荘に滞在する中年女性との心の交流を語る一編も,人生というものの不思議な一面を巧みに暗示してみせてくれる。
 各編とも細部までよく磨かれた短編集として,受賞にふさわしい作品である。
(やなぎ) 宣宏(のぶひろ)  この『施無畏(せむい)』は著者の第2歌集で,短歌における口語文体の試みが結実する。わかりやすい簡潔な表記で,人間存在の生地があらわされる。湘南の地大磯に住む,その風土を如実につかむ。<水仙の花の高さに身をかがむいつもこんなに謙虚ならなあ>と,花を詠みながら自省する。またパキスタンの自爆テロに着材して,<そのほかに二十余名が死すと伝ふ「そのほかの人」生きかたりけむ>と,著者に潜在する疎外感を衝くなど,人間愛にみちた現代の叙情が現出されている。
美術 長澤(ながさわ) 英俊(ひでとし)  国公立美術館5会場を巡回中の「オーロラの向かう所」展及び遠山記念館の伝統的空間を生かした新作展「夢うつつの庭」は,長澤彫刻ならではの形而上的興趣を,時に詩的に,時に豪胆に伝えて余すところがなかった。それなくしては作品自体が成り立たず,いかなる生命・存在も全うされない天地を貫くイデア的原理。その秘密を捕捉しようとしてやまない長澤英俊氏の作品は,様式の固定や処方の概念化を免れて一点一点が独自の造形的工夫に富み,構想の豊かさ,質の高さで見る者を魅了した。
山本(やまもと) 直彰(なおあき)  山本直彰氏は,『M氏の肖像』,『DOOR』,『PIETA』,『IKAROS』などを連作,テ−マによる制作視点の変遷を常に試みてきたが,その点が貴重なのである。
 技法面では,基底材,絵具,展色材に工夫を凝らし,その意欲ある表現技法が今日的な作風を生み出し続けてきたといえる。この両輪が昨年の新作『帰還V』他を生み出し,大いに注目を惹いたが,ここから新たな地平が拓かれる期待が大である。
放送 塩田(しおだ) (じゅん)  塩田純氏はNHKスペシャル,ETV特集などのプロデューサーとして,数多くの企画を実現し,統括してきた。「日中戦争」,「日本国憲法」,「BC級戦犯」などの主題を平成18年から手懸けてきたが,本年はシリーズ「日本と朝鮮半島2000年」の放送を実現し,日本と朝鮮半島の関係を軸に,今検証するべき視野を広げ,実証の発掘を試みた。その果敢な挑戦,優れた創意,統括力は新しいテレビプロデューサー像を生んだと言える。
大衆芸能 坂本(さかもと) 龍一(りゅういち)  坂本龍一氏は「Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009」において最新作『out of noise』(平成21年3月)における北極圏での取材音源などによる作品,また,これまでの自身の代表作を集大成。その作品,ピアノ演奏において,現代社会における自己の存在を見つめた新たな解釈による人間味あふれる豊かな音楽表現や,社会批判なども織り込んだ批評性に富んだ演奏を展開。意欲的な音楽姿勢を見せた。世界的な活動における評価も高く,今後の活動が期待される存在である。
四代目
林家(はやしや) 染丸(そめまる)
 上方落語の特色は,「はめもの」と呼ばれる効果音楽を多用した演法にある。その一例として音曲ばなしや芝居ばなしがある。四代目林家染丸氏は,三味線の名手である基礎上に,これらの分野の境目に非凡な手腕を発揮している。とりわけ,平成21年10月3日に上演された自身の還暦の会における音曲ばなし「天下一浮かれの屑より」は出色の出来栄えであった。最も脂の乗り切った落語家としてその存在感はずしりと重い。
芸術振興 播磨(はりま) 靖夫(やすお)  播磨靖夫氏は,早くから社会福祉活動の中にその重要な要素として芸術活動を位置づけた先駆者の一人。特に,周縁にあると考えられていた「障害者アート」を大きく見直し,それぞれの表現の違いを個性として捉え,障害者の表現こそが,芸術活動の全体を多様化し,芸術運動として既存の規範を超えるものとして「エイブル・アート」を提唱した。これにより福祉の分野と芸術分野の双方に大きな果実をもたらした。国際的な貢献も大きく,播磨靖夫氏は,長年にわたる活動のひとつである「わたぼうし音楽祭」をアジア太平洋にも広げ,平成21年には,10以上の国際ネットワークを樹立するに至った。
評論等 齋藤(さいとう) 愼爾(しんじ)  「ひばり伝 蒼穹流謫(そうきゅうるたく)」は,昭和の大衆芸能の歴史に燦然と輝く美空ひばりの全貌を描いた大作の評伝である。著者はなによりもまずひばりの音楽の深い体験をもとに,昭和の社会と文化のなかでこの天才の本質を鋭くえぐりだしている。著者はそのために膨大な資料を駆使し,音楽自体の分析から社会学的な解釈など勢いのある文体で論じきっている。このすぐれた力作は,本賞によって顕彰されるのにふさわしい。
西部(にしべ) (すすむ)  思考は,本来は自分の経験から発して直立するもの,あるいは純粋に流れだすものである。西部邁氏は半生を振り返って,自分に刻まれた生の経験を直視し,そのとき何を感受し,その記憶を抱いて生きたいま,何を考えているかを正直に書こうとした。そのあげく,ある生の歩行と言っていい,一つの人生の真実が描かれた。この行為は,いわば,文学の一つの原点である。思い,感じ,考える,批評文学の新しい領域を開拓するものだ。
メディア芸術 藤幡(ふじはた) 正樹(まさき)  日本を代表するメディアアーティストである藤幡正樹氏はすでに1980年代初めにCG作家として国際的に知られ,その後の数値制御による立体造形や多くのインタラクティブ作品を通じて一貫して人間の認識の本質を問いかけるための方法として先端技術に取り組み,また教育や執筆活動によって大きな影響力を発揮してきた。アイルランドの自然とそこに暮らす人々をGPSとデータベースにより空間的に再構成する本作品は,技術と芸術の融合を示す一つの到達点である。
[芸術選奨文部科学大臣新人賞]
部門 受賞者 贈賞理由
演劇 前川(まえかわ) 知大(ともひろ)  前川知大氏は新進劇作家として活躍しているが,5月に赤坂レッドシアターで上演したイキウメ公演「関数ドミノ」,7月にシアタートラムで上演した「奇ッ怪(きっかい)−小泉八雲から聞いた話」で優れた成果を挙げた。「関数ドミノ」では特異な才能を持つ人間がいると信じる人たちを通して,妄想が現実を犯していく恐怖を描き,「奇ッ怪」は八雲の怪談噺が現実の事件と結びついていく物語であったが,サスペンスに富んだ巧みな作劇に個性と現代感覚を見せた。
映画 西川(にしかわ) 美和(みわ)  西川美和氏はつねに自らのオリジナル脚本をもとに,西川ワールドとも言うべき映画世界を作り続けてきた。原作に頼りがちな現在の日本映画状況にあって貴重な才能であり,同時に生み出された作品の質の高さは特筆に値する。『ディア・ドクター』においては,従来の家族問題から「偽」医者を素材に医療という社会問題までテーマの広がりをみせ,人の心の内の虚実を見つめる西川美和氏の「本物」の眼差しはますます強さを増し,もっとも次回作を期待される監督の一人となった。
音楽 庄司(しょうじ) 紗矢香(さやか)  パガニーニ国際コンクールで優勝以来,着実に力を伸ばし,キャリアを積んできた庄司紗矢香氏が,大阪フィルハーモニー交響楽団(ザ・シンフォニーホール 5月)およびNHK交響楽団(東京オペラシティコンサートホール 6月)の演奏会において,リゲティの《ヴァイオリン協奏曲》の独奏という新たなレパートリーに挑み,すばらしい成果をあげた。卓越した響きのコントロール,精緻で迫力ある音楽作りでこの難曲の真価を聴衆へ伝えた演奏は,音楽家としての大きな飛躍を感じさせるものだった。
舞踊 山村(やまむら) 若有子(わかゆうこ)  長身をいかした男舞(おとこまい)で早くから注目されていたが,大病克服後のリサイタル(国立文楽劇場 10月)で成果を挙げ高い評価を受けた。地歌「越後(えちご)獅子(じし)」では的確な表現力と素朴で大らかな風合(ふうあ)いに磨きがかかり,地歌「名護屋(なごや)(おび)」では一転,切ない女心の情感をこめて舞い,艶物(つやもの)に成長のあとをみせた。端正で品格のある美しい舞姿は技量,気力共に充実期に入ったことをうかがわせ,スケールの大きな舞手としての可能性が大いに期待される。
文学 川上(かわかみ) ()()()  川上未映子氏の『ヘヴン』は,イジメという,現代社会のもっとも困難な病根のひとつを扱った中編小説だが,時代的にも社会的にも特殊と思われるこの病根のなかに,人間に普遍的な問題を見事に浮かび上がらせた秀作である。思想は,イジメられる側では殉教の論理,イジメる側では無関心の論理として展開されるが,結末では新たな生命の次元が示唆される。平易な読物でこれほど深い次元まで掘り下げる手腕は得がたく,今後が大いに期待される。
美術 津田(つだ) (なお)  津田直氏の写真集『SMOKE LINE』と,資生堂ギャラリーの展示は,写真という表現分野に輝かしい才能が出現したことを告げるものだった。中国,モンゴル,モロッコという三つの場所を,「風の河」の流れで結びつけようとするスケールの大きな作品は,見る者に新鮮な驚きを与えた。その後,津田直氏はさらに活動の幅を広げ,平成21年には日本最北端の礼文島と最南端の波照間島を撮影したシリーズを中心に,個展「果てのレラ」(一宮市三岸節子記念美術館)を開催した。今後,日本の写真界をリードする存在になることが期待される。
放送 黒崎(くろさき) (ひろし)  ドラマ「火の魚」は,孤独のなかに閉じこもる偏屈な老作家と若い女性編集者の緊迫した感情の交流を,弛みのない新鮮な演出で描き切った秀作である。黒崎博氏の映像表現は,大胆,簡潔でありながら同時に繊細で,二人の屈折した精神の奥深く踏み込んで描くことに成功している。残酷な孤独と一瞬の命の輝き。一般的なテレビドラマの知的水準を超えたものだが,この企画を実現したプロデューサーと脚本の力とともに,黒崎博氏の演出力は高く評価されるべきものである。
大衆芸能 寺井(てらい) 尚子(なおこ)  4歳からヴァイオリンを始めたという寺井尚子氏は,平成十年に初リーダー・アルバムを出して以来,ジャズ・ヴァイオリニストとしてエネルギッシュに活動。日本のみならず,海外の有名アーティストとも数多くのライヴ活動とCDを残し,日本ジャズ・ディスク大賞を始めビッグな賞を受賞。ブームともいえる活動をジャズ界に呈し,平成21年もCD「アダージョ」の発表等優れた成果を示して,今後のよりスケールの大きな活躍を期待させた。
芸術振興 中島(なかしま) 諒人(まこと)  演出家の中島諒人氏は,平成6年に劇団ジンジャントロプスボイセイを設立。国内外で活躍の後,平成18年に郷里の鳥取市で,使われなくなった幼稚園,小学校を拠点に「鳥の劇場」を創設した。平成21年には「鳥の演劇祭2」をはじめ,創る,試みる,招く,いっしょにやる,という4本のプログラムに沿って多様な事業を展開。演劇公演にとどまることなく,地域社会における劇場,演劇の役割を模索する果敢かつ戦略的な取り組みとして多大な成果をあげ,日本の芸術振興に新たな流れを生み出す期待を抱かせた。
評論等 岩切(いわきり) 信一郎(しんいちろう)  岩切信一郎氏の著作『明治版画史』は,明治期の版画についての通史である。江戸以来の木版・銅版,明治になって生まれた石版,続いて生まれた凸版印刷など,多様な版画の歴史を整理体系化している。版画史は,明治錦絵から新聞・雑誌の挿絵が生まれ,大正期の創作版画の時代を生む,出版メディアの歴史でもあった。本書は,移り行く出版技術の変遷を明らかにするとともに,それに携わった職人や印刷業者・出版業者の変遷をも示している。美術史・文芸史の枠を超えた,新しい視点の文化史である。
メディア
芸術
細田(ほそだ) (まもる)  前作「時をかける少女」で高校生の青春をみずみずしく描き,日本のみならず海外の若い世代の熱い支持を得たが,フリーのアニメ作家としての第2作である「サマーウォーズ」は,日本の伝統的な風土に根ざした大家族の生活と,世界をおおう未来としてのヴァーチャル空間とを見事に拮抗させることに成功し,作品世界をさらにひろげた。細田守氏は日本のアニメの分野を代表する新しい顔になりつつある。群像ドラマとしての内容が豊かだ。


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