第4回翻訳者育成事業(翻訳コンクール)の実施について

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平成30年11月12日

文化庁では,文芸作品の優れた翻訳家を発掘,育成するため,翻訳コンクールを次のとおり実施します。

1.応募資格

応募者の国籍,年齢は問わない。ただし,本事業の主旨が,翻訳家を目指す者の育成であることから,翻訳作品の単行本(共訳を含む)の出版経験を有する者は応募できない。

なお,雑誌・アンソロジー等での掲載経験は可とする。

2.応募方法

(1)郵送による応募

専用の応募用紙をJLPP事務局のホームページよりダウンロードし,必要事項を記入の上,応募作品とともに,後日ホームページ上で告知する宛先に郵送する。

(2)ホームページ経由での伝送による応募

応募専用ページに必要事項を入力の上,応募作品(pdf)をアップロードする。

*いずれの方法も,2019年6月に更新されるホームページに,方法や形式について詳述する。

3.期間

(1)作品受付期間平成31年6月1日~平成31年7月31日(当日消印有効)

(2)入賞者発表平成32年1月

4.課題図書

(1)小説部門古井由吉「辻」

(2)評論・エッセイ部門小沼「梨の花」「文鳥」「泥鰌」「お玉杓子」「巣箱」の5編(『珈琲挽き』所収)

5.翻訳点数

小説部門,評論・エッセイ部門,両部門の計2点

6.翻訳言語

英語又はロシア語

7.賞

最優秀賞/各言語1名,優秀賞/各言語2名

8.審査委員

  • 英語/井上(比較文学者,東京大学名誉教授)
    • マイケル・エメリック(翻訳家,日本文学研究者,カリフォルニア大学ロサンゼルス校上級准教授)
    • スティーブン・スナイダー(翻訳家,日本文学研究者,ミドルベリー大学教授)
    • ジャニーン・バイチマン(翻訳家,日本文学研究者,大東文化大学名誉教授)
  • ロシア語/リュドミーラ・エルマコーワ(神戸市外国語大学名誉教授,立命館大学講師)
    • 亀山郁夫(ロシア文学者,翻訳家,名古屋外国語大学学長)
    • 沼野充義(現代文芸論・スラブ文学研究者,東京大学教授)
    • アレキサンドル・メシェリャコフ(日本文学研究者,歴史学者,高等経済学院教授)

9.問合せ先

<担当>文化庁参事官(芸術文化担当)付

文化戦略官
柏田昭生(内線2858)
参事官補佐
三浦幹生(内線2084)
文化創造係長
中川大輔(内線4782)
電話
03-5253-4111(代表)
03-6734-2836(直通)
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