国宝・重要文化財(建造物)の指定について

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平成27年10月16日

文化審議会(会長 宮田(みやた) 亮平(りょうへい))は,平成27年10月16日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,新たに2件の建造物(新規1件,追加1件)を国宝,10件の建造物(新規8件,追加2件)を重要文化財に指定することを文部科学大臣に答申しました。
 この結果,近日中に行われる官報告示を経て,国宝・重要文化財(建造物)は,2,445件,4,775棟(うち国宝223件,282棟を含む。)となる予定です。


◎今回の答申における特筆すべきもの

【国宝】
石清水(いわしみず)八幡宮(はちまんぐう)本社(ほんしゃ)京都府八幡市(やわたし)

 石清水八幡宮本社の社殿は,(かん)(えい)11年(1634)に(ぞう)(たい)された社殿群である。(はち)(まん)(づくり)形式の本殿と,前面に連なる(へい)殿(でん)及び()殿(でん)等を(みず)(がき)(かい)(ろう)で囲み,緊密に一体化するという,古代に成立した荘厳な社殿形式を保持しつつ,近世的な装飾を兼備した,完成度の高い神社建築として極めて高い価値を有している。

【重要文化財】
戸田家(とだけ)住宅(じゅうたく)徳島県板野群(いたのぐん上板町(かみいたちょう)

 戸田家は,近世以来(あい)の製造や販売を営み,藍産業の隆盛に伴い明治19年頃に敷地を拡張して主屋や(あい)()(どこ)などを建て替えた。敷地全体は当地域の伝統的な藍屋敷の構成に倣いつつ,二階建で建ちの高い主屋や,別棟の接客施設である東座敷などに近代的な特徴を示しており,吉野川(よしのがわ)下流域における近代の藍屋敷を代表する住宅として価値が高い。





<担当>文化庁文化財部参事官(建造物担当)


参事官
熊本 達哉(内線2790)
調査部門
武内 正和,西岡 聡(内線2793)
登録係
貴志 徹(内線3160)
電話:
03-5253-4111(代表)
 
03-6734-2792(直通)

別紙

指定される文化財の概要,答申件数とそれを加えた累計,時代別,種別内訳を記載しています。

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