文化庁日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた(たくみ)の技」開催について

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平成28年9月26日

このたび,文化庁では,文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術又は技能である「文化財の保存技術」をより多くの皆様に紹介するため,文化庁日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた(たくみ)の技」を群馬県前橋市で開催しますのでお知らせします。

1.事業名

文化庁日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた(たくみ)の技」

2.目的

近年,生活環境などが変化する中で,文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術又は技能の伝承者の養成,原材料の確保が困難になりつつあります。このため,文化庁では,保存の措置を講ずる必要があるものを「選定保存技術」(※)として選定して,これらの技の保存・伝承を図っています。

この体験フェアは,文化財の保存技術の大切さや,伝承者の養成,文化財の修理や原材料,道具などに関する現状を広く理解してもらうとともに,未来の伝承者・理解者を増やすことを目的に毎年開催しています。

今年度は,群馬県前橋市において以下のとおり開催しますので,御来場を心からお待ちしております。

3.主催等

主催
文化庁
共催
群馬県教育委員会,前橋市教育委員会,全国文化財保存技術連合会

4.開催日

平成28年10月
  • 22日(土)10:00~17:00
  • 23日(日)10:00~16:00

5.場所

ヤマダグリーンドーム前橋(群馬県前橋市岩神町1-2-1)

【入場無料です】

6.内容(詳細は別添パンフレット参照)

(1)選定保存技術保存団体(全31団体,別紙参照)による展示・実演・体験

(1)展示
技の解説や保存団体の活動を紹介するパネルや原材料・道具等を展示します。
[展示の一例]
・阿波藍製造技術保存会
(2)実演
先人から受け継がれてきた知恵と熟練の技を披露します。
[実演の一例]
・文化財畳保存会・・・伝統畳の製作実演
・日本うるし掻き技術保存会・・・(うるし)()きの実演
・(公財)日本美術刀剣保存協会・・・()きり,(つち)()きや作刀(さくとう)の実演
(3)体験
技術者から教わりながら技の体験をすることができます。体験で製作した作品は記念品としてプレゼントします。
[体験の一例]
・(公財)文化財建造物保存技術協会・・・()拓本(たくほん)写し取り体験
・文化財庭園保存技術者協議会・・・竹の()(ぼうき)づくり体験

(2)プレイベント

場所
  • けやきウォーク前橋1階けやきコート
  • (群馬県前橋市文京町2-1-1)
日時
  1. (1)平成28年10月9日(日)
    11:00~16:00
    「歌舞伎」の小道具・衣裳・大道具(背景画)の展示
    13:30~14:00
    「歌舞伎」の小道具・衣裳・大道具(背景画)の製作
    技術者インタビュー
    14:00~15:30
    背景画製作体験
  2. (2)平成28年10月16日(日)
    11:00~16:00
    染織(紫染め),浮世絵,建具(組子細工)の製作技術の展示
    13:30~14:00
    染織(紫染め),浮世絵の製作技術者インタビュー
    14:00~15:30
    浮世絵の摺りの実演

(3)その他

体験フェア当日は,同時開催として,隣接する前橋公園会場では前橋市主催の第44回前橋市郷土芸能大会を開催するほか,現在修復事業を実施中の臨江閣では保存整備工事見学会などのイベントも行われます。


(1)「選定保存技術」とは

文化財は先人の築き上げた大切な遺産であり,私たちはこれを保存して後世に伝えていく重大な責務があります。そして,この重要な責務を果たすためにも,文化財の保存に欠くことのできない伝統的な技術,または技能が不可欠です。

文化財保護法では,文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能である「文化財の保存技術」のうち,保存の措置(そち)を講ずる必要のあるものを「選定保存技術」として選定し,その保持者や保存団体を認定する制度を設けています。この制度は,文化財を支え,その存続を左右する重要な技術を保護することを目的としており,技術の向上,技術者の確保のための伝承者養成とともに,技術の記録作成などを行うものです。

昭和50年の同制度創設後,現在までに随時選定・認定が行われ,保持者・保存団体による伝承者養成事業の実施をはじめ,技術の保存・伝承に多くの努力が払われています。

(2)「選定保存技術」の選定・認定数 (平成28年9月26日現在)

選定保存技術71件
保持者選定件数49件保持者数57人
保存団体選定件数31件保存団体数33(31団体)
  • ・保存団体には重複認定があるため,( )内は実団体数を示します。
  • ・同一の選定保存技術について保持者と保存団体を認定しているものがあるため,保持者と保存団体の計は選定保存技術の件数とは一致しません。

<担当>文化庁文化財部伝統文化課

文化財管理指導官
伊藤(いとう) 進吾(しんご)(内線2414)
振興係長
栗田(くりた) 直人(まさと)(内線3104)

電話:03-5253-4111(代表)
03-6734-3104(直通)

別紙

展示・実演・体験プログラムを提供する選定保存技術保存団体の一覧です。

文化庁日本の技体験フェアのパンフレットです。

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