「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧表記載)について

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平成28年12月1日

ユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会(於:アディスアベバ・エチオピア)において,我が国より提案をした「山・鉾・屋台行事」の代表一覧表記載に関する審議が行われ,11月30日(水)(20時02分[日本時間12日1日(木)2時02分],「記載」との決議がなされましたので,安倍内閣総理大臣メッセージ,松野文部科学大臣の談話と併せて,お知らせいたします。

1.政府間委員会の審議結果

「山・鉾・屋台行事」については,「記載」の決議がなされた。

(参考)政府間委員会における決議の3区分
(1)
「記載(Inscribe)」:代表一覧表に記載するもの。
(2)
「情報照会(Refer)」:締約国に追加情報を求めるもの。
(3)
「不記載(Decide not to inscribe)」:記載にふさわしくないもの。

2.これまでの経緯

「山・鉾・屋台行事」は,我が国より提案した「秩父祭の屋台行事と神楽」,「高山祭の屋台行事」が平成23年の第6回政府間委員会において,既に登録されていた「京都祇園祭の山鉾行事」及び「日立風流物」との類似性を指摘され,「情報照会」の決定を受けたことを踏まえ,国指定重要無形民俗文化財(保護団体認定)の33件を構成要素としてグループ化し,「京都祇園祭の山鉾行事」及び「日立風流物」の拡張提案として平成27年3月に提案したものです。

関係年表
平成21年9月
第4回政府間委員会(アブダビ・アラブ首長国連邦)において「京都祇園祭の山鉾行事」及び「日立風流物」がユネスコ無形文化遺産に登録される。
平成23年11月
第6回政府間委員会(バリ・インドネシア)において「秩父祭の屋台行事と神楽」及び「高山祭の屋台行事」について「情報照会」の決定がなされる。
平成26年3月
「京都祇園祭の山鉾行事」及び「日立風流物」を拡張し,「秩父祭の屋台行事と神楽」及び「高山祭の屋台行事」を含む国指定重要無形民俗文化財を「山・鉾・屋台行事」としてグループ化して提案。
平成26年6月
ユネスコの審査件数の上限(50件)を上回る提案(61件)が各国よりあったため,無形文化遺産の登録がない国の審査を優先するという国際ルールに基づき,登録件数が世界第2位である我が国の審査が1年先送りされることとなる。
平成27年3月
「山・鉾・屋台行事」を再提案。
平成28年10月
「山・鉾・屋台行事」について評価機関より「記載」の勧告。
平成28年12月
第11回政府間委員会(アディスアベバ・エチオピア)において「山・鉾・屋台行事」について「記載」の決議。(現地時間11月30日)

参考

・政府間委員会

ユネスコ無形文化遺産保護条約の締約国(平成28年11月1日現在171か国)から選出された24か国で構成。年1回開催され,評価機関の勧告を踏まえ,「代表一覧表」記載について最終決定を行う。

<政府間委員会委員国一覧>

アフガニスタン アルジェリア アルメニア オーストリア ブルガリア
コロンビア コンゴ コートジボワール キューバ キプロス
エチオピア グアテマラ ハンガリー インド レバノン
モーリシャス モンゴル パレスチナ フィリピン 韓国
セントルシア セネガル トルコ ザンビア  

<担当>文化庁文化財部伝統文化課文化財国際協力室

課長
大谷圭介(内線2859)
室長補佐
濱田泰栄(内線3056)
協力推進・無形遺産係長
荻原知也(内線2870)
電話:
03-5253-4111(代表),03-6734-2870(直通)

別紙

提案の概要について記述しています。

「山・鉾・屋台行事」の構成一覧を記載しています。

第11回政府間委員会の決議内容について記述しています。(英文)

第11回政府間委員会の決議内容について記述しています。(英文)

「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧記載)に当たっての松野文部科学大臣談話

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