「ふるさと文化財の森」の設定について

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平成29年3月7日

文化庁では,ふるさと文化財の森システム推進事業の一環として,新たに3か所の「ふるさと文化財の森」を設定することに決定しましたので,お知らせします。

1.設定書の交付式

  • 日時:平成29年3月14日(火)14:00~14:30
  • 場所:文化庁長官室(旧文部省庁舎5階)

2.今回の設定地一覧

  材種 名称 所在地 所有者 管理者
1 檜皮(ひわだ) 志波彦(しわひこ)神社鹽竈(しおがま)神社境内林 宮城県塩竈市一森山 志波彦神社鹽竈神社 志波彦神社鹽竈神社
2 檜皮 丹波(たんば)原皮師(もとかわし)養成林 兵庫県丹波市山南町(さんなんちょう)
小畑(おばたけ)丑寅谷(うしとらだに)
丹波市
ほか1名
丹波市
ほか2名
3 木材
(イヌマキ)
野原鏡原(のばるかがみばる)イヌマキ林 沖縄県宮古島市
上野字野原鏡原
宮古島市 宮古島市

3.「ふるさと文化財の森」の設定の概要

国宝や重要文化財などの文化財建造物を修理し,後世に伝えていくためには,木材や檜皮(ひわだ)(かや),漆などの資材の確保と,これに関する技能者を育成することが必要です。

このため,文化庁では,文化財建造物の修理に必要な資材のモデル供給林及び研修林となる「ふるさと文化財の森」を設定しています。また,この「ふるさと文化財の森」は,修理用資材を通じて文化財保護への理解を深めることも目的としています。

今回,文化庁では,この趣旨に賛同いただいた所有者等の申請に基づき,平成29年3月14日付けで新たに3か所の「ふるさと文化財の森」を設定します。1,2の檜皮については,古代から社寺を中心とする建築に用いられてきた,代表的な屋根葺材料のひとつです。檜の立木から採取し長方形に整形した皮を何枚も積み重ねて葺くことによって,優美な曲線の屋根をかたちづくります。3のイヌマキについては,湿気に強く,耐蟻性や耐久性に優れた材質であり,沖縄・奄美地方においては一級の建築材です。現在,イヌマキは,戦前・戦後の乱伐及び林業の衰退により極めて希少な木材となっています。

これによって,「ふるさと文化財の森」は合計71か所となります。

4.参考資料

  • (1)今回の設定地
  • (2)ふるさと文化財の森システム推進事業について
  • (3)文化財建造物の修理について
  • (4)これまでの「ふるさと文化財の森」設定地一覧

<担当>文化庁文化財部参事官(建造物担当)

参事官
熊本 達哉(内線2790)
補佐
中島 充伸(内線2791)
修理指導部門
上野,田中,豊田(内線2796)
電話:
03-5253-4111(代表)
03-6734-2792(直通)

別紙

今回新たに「ふるさと文化財の森」に設定された3か所の写真の掲載,及び場所を図示しています。

(参考資料1)今回の設定地(514KB)

ふるさと文化財の森システム推進事業の概要を図示しています。(文字読み取り不可)

(参考資料2)ふるさと文化財の森システム推進事業について(784KB)

文化財建造物の修理の必要性や方法について記載しています。(文字読み取り不可)

(参考資料3)文化財建造物の修理について(260KB)

平成28年3月18日時点の「ふるさと文化財の森」に設定された設定地68件の一覧です。

(参考資料4)これまでの「ふるさと文化財の森」設定地一覧(225KB)

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