文化庁日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた(たくみ)の技」の開催について

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平成29年8月28日

この度,文化庁では,文化財の保存のために欠くことのできない「文化財の保存技術」を広く紹介するため,文化庁日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた(たくみ)の技」を三重県多気郡明和町で開催します。みなさまの御来場を心よりお待ちしております。

1.事業名

文化庁日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた(たくみ)の技」

2.開催日

平成29年
9月30日(土)10:00~17:00
10月1日(日)10:00~16:00

3.場所

いつきのみや地域交流センター(三重県多気郡明和町斎宮2811)
さいくう平安の杜(三重県多気郡明和町斎宮2800)
※両会場とも入場無料です。

4.内容(イベントの内容・日時は,都合により変更となる場合があります。)

(1)選定保存技術保存団体(全31団体,別紙参照)による展示・実演・体験

[1]展示
技の解説や保存団体の活動を紹介するパネル,原材料・道具等を展示します。
[2]実演
先人から受け継がれてきた知恵と熟練の技を披露します。
[実演の一例]
・NPO法人日本伝統建築技術保存会・・・丸太のカンナ削り,ヤリガンナ削り
・浮世絵木版画彫摺技術保存協会・・・浮世絵木版画の()り,()
・祭屋台等製作修理技術者会・・・からくり人形の実演
[3]体験
技術者から教わりながら,実際に「匠の技」を体験することができます。
体験で制作した作品は記念品としてプレゼントします。
[体験の一例]
・琉球藍製造技術保存会・・・バンダナの藍染体験
・歌舞伎小道具製作技術保存会・・・仕掛小道具の操作体験
・組踊道具・衣裳製作修理技術保存会・・・組踊衣裳を着る体験

(2)その他

[1]本フェアの開催に先立ち,開催地である明和町の小学校を対象に,選定保存技術保存団体の技術者が学校に赴き,技の解説や体験を行う「学校キャラバン(出前授業)」を実施します。

[2]本フェア当日は,同時開催として,いつきのみや地域交流センター前にて(一社)三重県技能士会主催の「みえ技能祭 ものづくり子どもフェスタ」が開催されるほか,本会場そばのいつきのみや歴史体験館では(公財)国史跡斎宮跡保存協会主催の「いつきのみや観月会」が行われます。

5.目的

近年,生活環境などが変化する中で,文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術又は技能について,伝承者の養成や原材料の確保等が困難になりつつあります。

このため文化庁では,そのような「文化財の保存技術」のうち,保存の措置を講ずる必要があるものを「選定保存技術」(※)として選定し,これらの技の保存・伝承を図っています。

このフェアは,文化財の保存技術の大切さや,伝承者の養成,文化財の修理,原材料や道具などに関する現状をより多くの方々に理解していただくとともに,未来の伝承者・理解者の拡大等に資することを目的に毎年開催しています。

6.主催等

主催 文化庁

共催 三重県教育委員会,明和町,明和町教育委員会,全国文化財保存技術連合会

※(1)「選定保存技術」とは

文化財は先人の築き上げた大切な遺産であり,私たちはこれを保存して後世に伝えていく重大な責務があります。

文化財保護法では,文化財の保存のために欠くことのできない伝統的な技術または技能である「文化財の保存技術」のうち,保存の措置(そち)を講ずる必要のあるものを「選定保存技術」として選定し,その保持者や保存団体を認定する制度を設けています。この制度は,文化財を支え,その存続を左右する重要な技術を保護することを目的としており,技術の向上,技術者の確保のための伝承者養成とともに,技術の記録作成などを行うものです。

昭和50年の同制度創設後,現在までに随時選定・認定が行われ,保持者・保存団体による伝承者養成事業の実施をはじめ,技術の保存・伝承に多くの努力が払われています。

(2)「選定保存技術」の選定・認定数(平成29年8月28日現在)

選定保存技術 69件

保持者選定件数46件保持者数54人

保存団体選定件数32件保存団体数34団体(31団体)

・保存団体には重複認定があるため,( )内は実団体数を示します。

・同一の選定保存技術について保持者と保存団体を認定しているものがあるため,保持者と保存団体の計は選定保存技術の件数とは一致しません。

<担当> 文化庁文化財部伝統文化課

文化財管理指導官
伊藤(いとう) 進吾(しんご)(内線2414)
振興係
新井(あらい) 慶子(けいこ)(内線3104)

電話:03-5253-4111(代表)

03-6734-3104(直通)

別紙

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