国語施策・日本語教育

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議事 従来の審議事業概略説明

土岐会長

 すでに各委員には従来の審議会の記録,および報告書を印刷した冊子をお送りしてあるから,お読みいただいて,だいたい前期の審議会の委員がどういう趣旨で会議を進めていったかがおわかりになったと思う。
 総会は14回,部会は120数回開いた。白書・漢字・固有名詞・公用文・法律用語・話しことば・敬語・ローマ字教育・ローマ字調査分科審議会のつづり方・分ち書き,以上の各部会でそれぞれ審議を進めた。そして,人名漢字,公用文・法律用語,敬語のありかた,について建議した。話しことば・漢字・ローマ字の各部会では建議には至っていないが,ある程度まで審議が進んでいる。
 では,ここで次の議題に移って,懇談の際にいろいろお話を願うことにする。申し上げた中に御質問があれば承る。

小 林

 今度の改選に際し,委員にしていただいたのだが,どういう資格で委員になったのか。わたくしには通知がなかったのでわからないが,もし学界の推薦で委員になったとしたら,学界に報告しなければならない。

原課長

 委員の推薦方法は,文部省令で定められており,まず委員の互選により,委員等推薦協議会を作り,同会が政治・教育・学術・文化・報道・経済・官庁等の各界について委員を選出する分野を定め,その分野に関係のある代表的団体の意見を聞いて,委員候補者を文部大臣に推薦することになっている。意見を聞かない場合もある。だから,委員のかたは団体の利益代表ではなく,個人の資格である。
 きょうは,新委員の初会合であるから,形だけでも自己紹介をしていただきたい。


(各委員自己紹介)

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