国語施策・日本語教育

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4 話しことばの問題

<<第2部会>>

〔部会長〕

 颯田琴次

〔部会委員〕

 池田弥三郎  石井庄司  遠藤嘉基  大塚明郎  河竹繁俊  酒井三郎  佐藤孝二  渋沢秀雄  菅原 卓  田口りゅう三郎  田村秋子  照井猪一郎  中村 茂  西本三十二  野島秀義  波多野完治  古谷綱武

〔部会開催〕

 第1回(昭和29.12.2)〜第20回(昭和31.6.18)

〔提出資料〕

番外 第1期話しことば部会報告(国語審議会報告書第1所収)【国語課】
番外 第1期敬語部会建議「これからの敬語」【国語課】
番外 第2期標準語部会報告「標準語のために」【国語課】
話1 演劇グループの話合い【池田,河竹,渋沢,菅原,田村 各委員】
話2 放送グループの話合い【池田,田口,中村,西村 各委員】
話3 映画シナリオ(この広い空のどこかに・二十四の瞳・山の音・青いノート)
話4 これまでのまとめ【田口委員】
話5 これまでの審議について【颯田部会長】
話6 映画「教室のこどもたち」を見て【菅原委員】
話7 審議経過中間報告(案)【颯田部会長】
話8〜10 第2部会報告(案)および諸資料【国語課】
話11 第2部会報告(案)【国語課】
話12 標準語ということ(諸家の学説)【国語課】
話13 建議案


 第2部会は,第1部会が書きことば(文字言語)を審議するのに対して,話しことば(音声言語)を審議することとなった。
 第1回の部会において,この第2部会が,第1期の話しことば部会および敬語部会,ならびに第2期の標準語部会と内容上関係があることを取り決めた。
 第1回の部会で,教育・放送・映画・演劇の小委員会を作り,各グループで審議上の問題点を尋ねることを申し合わせたが,その結果によって,第2回以降,具体的に各種の問題について討議した。
 その間,外国人に対する日本語教授の実際を視察し,また幼稚園・小学校・中学校の先生との懇談会を催した。
 以上の審議の結果,「話しことばの改善について」という建議案を作り,これを第32回総会(昭和31.7.5)で審議可決し,同日付で文部大臣あて建議した。
 なお,部会の審議での委員の希望や感想・意見などを事項別にまとめた「話しことばについて」が部会長から総会に報告された。その内容は,

  1. 話しことばについて
  2. 話しことばの教育
  3. 特に話合いの教育について
  4. 書きことばとの交渉
  5. 放送のことば
  6. 映画・演劇などのことば
  7. 敬語について
  8. 話しことばと生活

の各項にわたっている。

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