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議事 土岐会長あいさつ
新しい会長としてごあいさつをする。第1期・第2期と会長を勤めたし,このへんで辞退したいと思っていたが,お選びくださった以上,御指示に従って勤めることにする。よろしくお願いする。国語審議会は審議事項について今までかなり手広くやっていたが,だんだんせばめられてきた形である。推薦協議会の席でも,今後はそういう方針で進んではどうかという考えが,各委員の間にあった。
それで,新しい委員の顔ぶれも,第1期・第2期とは変った。このことは,推薦協議会が考えた形として現れているものと思う。あとで懇談を願って,今後の方針など決めていきたい。
新副会長には次の機会にあいさつしていただくことにする。
ここで,各委員の自己紹介をしていただくとよいが,時間の関係で省く。
国語審議会の中に,ローマ字調査分科審議会があり,第2期で,ローマ字つづり方の単一化をやった。今後も,ローマ字関係のことは,ローマ字調査分科審議会で審議することになるが,このほうの委員は文部大臣から指名されることになる。これについては文部当局からお聞き取り願う。
白石課長
ローマ字調査分科審議会の委員の文部大臣指名は,従来大臣が会長に相談してお願いすることになっている。そういう慣例があるので,次の総会までに手続をとることにしたい。
土岐会長
文部大臣から話があれば,わたくしのほうで取り計らうことにしたい。
(異議なし)
次に,今までの国語審議会の成果について文部省から概略を説明してもらう。