国語施策・日本語教育

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議事 灘尾文部大臣あいさつ

 第35回国語審議会が開かれるにあたり一言ごあいさつ申し上げます。
 わたくしは,昨年の暮文部大臣に就任しました灘尾でございます。どうかよろしくお願いいたします。
 国語審議会は,このたび第4期の委員を迎えて新しく出発され,目下審議の方針や審議すべき事がらについて御検討中と承っております。申し上げるまでもなく,言語・文字の問題は,教育・学術・文化の発展,社会生活の向上に密接なつながりのある重要な事がらであり,ぜひとも解決しなければならないものです。しかしながらこの問題は,その影響するところがきわめて広く,かつ深く,その解決にはなみなみならぬ困難が伴っております。しかも,これまでの国語改善策をさらに推し進め,わが国の遠い将来のために妥当な施策を見いだしてゆくには,なお種々の困難な問題が残されていると思います。
 委員各位におかれましては,御多用のこととは存じますが,この重要な問題の解決のために,なにとぞ格別な御協力と御尽力を賜わりますようお願い申し上げます。
 わたくしといたしましても,御審議をいただきましたことにつきましては,これを実施に移すためできるかぎりの努力をしてまいる所存であります。
 きょうお忙しいところを御出席くださいましてありがとうございました。ちょうど予算の大詰めにきており中座をして失礼ですが,どうかよろしくお願い申し上げます。

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