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第6期国語審議会概要

 第6期国語審議会は,第43回総会(昭和36.11.9)で,文部大臣のあいさつのあと,会長・副会長の選出があった。そのあと,および第44回総会(昭和36.11.30),第45回総会(昭和37.2.27),第46回総会(昭和37.3.15)では,文部大臣のあいさつの中に述べられていた「新たに構成される審議会においては,従来のように,次々に具体的な国語施策を打ち出すというやり方をいちおうやめて,ここで国民の間のいろいろな意見にじゅうぶん耳を傾け,また従来の実績にも反省を加えつつ,大局的な観点から国語問題の基本的なあり方についてご検討を願い,今後ゆらぐことのない国語の考え方を確立していただくことが,最も必要であると考えたのであります。」という線に沿って,国語審議会のあり方,運営のしかた,審議の結果の実施,その他について自由な討議を行った。第47回総会(昭和37.4.16)では,文部省側から国語審議会令の改正について報告があり,また運営委員会での協議の結果,第1,第2,第3の三つの部会を設けることになった。
 第49回総会(昭和37.12.13)では,各部会の審議経過の報告があり,第50回総会(昭和38.5.2)では,各部会からやや具体的な中間報告が行われた。
 この期最終の第51回総会(昭和38.10.11)で第1部会から「国語改善の考え方について」,第2部会から「これまでの国語施策について」,第3部会から「これから改善をはかる必要のある問題について」がそれぞれ提出され,これらをまとめて「国語の改善について」として同日付け文部大臣に報告された。
 この期における報告,建議は以下のとおりである。


  • 国語の改善について(報告) 昭和38.10.11
   国語改善の考え方について
   これまでの国語施策について
   これから改善をはかる必要のある問題について

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