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第7期国語審議会概要

 第7期国語審議会は,第52回総会(昭和39.1.23)で,会長・副会長の互選が行われ,今期審議すべき事柄や審議の方法などを中心に自由討議を行った。そして最後に運営委員会の設置を決め,会長から運営委員6名が指名された。次の第53回総会(昭和39.3.13)では,運営委員会の審議運営についての考え方が明らかにされた。続く第54回総会(昭和39.4.22)で,審議すべき事柄に関連して,第1,第2両部会の設置を見,第1部会では国語の表記の基準について,第2部会ではことばの基準について,以後開催された各部会においてそれぞれ検討を行った。
 総会を開くこと6回,別に運営委員会8回,第1部会5回(別に小委員会19回,特別委員会5回),第2部会17回を開いた。そして,この期最終の第57回総会(昭和40.12.9)で各部会から審議経過のまとめの報告があった。
 この期は,前期の報告「国語の改善について」の趣旨に基づいて,具体的には第1部会で当用漢字表及び送りがなの付け方の再検討を行い,第2部会で発音のゆれについて審議した。いずれも,部会としての一応の結論を得たが,最終的な結論に到達するに至らなかった。そこで今回は,各部会の審議経過を総会に報告するにとどまり,次期以降に審議を継続することとなった。
 なお,第54回総会の最後に,学術奨励審議会学術用語分科審議会から,「論理学」の審査案について連絡があったことに対して,連絡を受けた旨の解答をすることを決めた。
 この期における報告,建議は以下のとおりである。


・第1部会審議経過報告(部会報告) 昭和40.12.9
 当用漢字表の再検討について
 送りがなのつけ方の再検討について
・第2部会審議経過報告(部会報告) 昭和40.12.9
 発音のゆれについて

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