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第60回国語審議会総会(昭和41.10. 3)議事要旨

開会
(1) 古賀副会長の司会の元に開会した。
(2) 文部大臣からあいさつがあり,事務当局から配布資料の説明を行った。
協議
(1) 前回(第59回)総会の議事要旨の確認を行った。
(2) 前回に引き続き,審議会の運営その他の協議にはいり,運営のためのしくみとして,運営委員会,部会,部会連絡会等の構成についての意見の交換を行った。
(3) 前期の例にならい,運営委員会を設けることには異論はないが,その性格等を明らかにしたうえで処理すべきこととして,次回で改めて検討することとなった。
(4) 次に,審議の方法と関連して部会設置のことが話題となった。この場合,まず問題の全体的はあくがたいせつであるから,しばらく総会で議論をして,共通の理解ができたところで,部会を作るべきであるという意見があった。
(5) また,諮問事項のすべてを並行して審議するのではなく,まず,全体で当用漢字表の問題を優先的に取り上げて審議すべきであるとの意見があった。
(6) これに対し,諮問事項のすべてについて並行的に審議し,そのための部会を三つ四つ設けるのがよいという意見があった。
(7) かりに部会が設置された場合には,全員いずれかの部会に所属すること,また,所属外の部会にも出席して発言できるようにしておくことにしてはどうかという意見があった。
(8) 以上についてはいずれも結論を得ず,次回に引き続いて検討することとなった。
その他
(1) 文部省から配布した資料のうち「国語施策改善の具体案について検討すべき問題点の説明資料」について説明があった。
(2) 次回以降,年内の総会開催予定日を11月11日(金)と,12月6日(火)に定めた。
(3) 最後に今回から出席した前田会長が特に発言を求め,所感を表明した。

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