国語施策・日本語教育

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次第 文部大臣あいさつ

古賀副会長

 第60回国語審議会総会を開く。会長が急用で多少遅れられるので,それまで議長を代行する。最初にあらたに就任された有田喜一文部大臣のごあいさつがある。

〔文部大臣あいさつ〕

 国語審議会総会第60回にあたり,一言ごあいさつを申しあげます。
 わたくし,先般,文部大臣に就任いたし,各位にはじめてお目にかかるしだいでありますが,わたくしはかねがね国語・国字の問題が,わが国の教育,学術,文化の向上発展にとってはもちろんのこと,広く国民の社会生活にも大きな影響を及ぼす重大問題であることを痛感いたしているしだいであります。
 各位には,さる6月13日,前大臣から諮問されました国語施策の改善の具体策について,鋭意検討を進めておられますことに対し,衷心から感謝と敬意を表したいと存じます。諮問の趣旨,ご検討を煩わしたい事項などにつきましては,すでにご説明申しあげ,各位のご了承を得ているところでありますので,ここにくり返すことはさけたいと存じます。ただ,各位が,国語問題の重要性に思いをいたされ,国民がこの審議会に寄せる大きな期待に答えて,広く高い立場から慎重にご検討をたまわり,まとまったものから逐次ご答申いただき,その実施をはかってまいりたいと考えております。はなはだ簡単ではございますが,ごあいさつにかえたいと存じます。

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