国語施策・日本語教育

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問題点整理委員会

〔概 況〕

 <第1回>(昭和48.2.19)
 「国語審議会問題点整理委員会の審議について(案)」について話し合い,了承した。また,次の総会(第83回)に提出する「問題点(案)」12項目について自由討議を行った。


 <第2回>(昭和48.3.12)
 前回に引き続き次の総会(第83回)で審議すべき「問題点(案)」について検討した結果,一部修正して提出することとなった。


 <第3回>(昭和48.4.20)
 前の総会(第83回)の議に基づき,各委員25名から提出された「漢字表の性格」等に関する意見の取扱いについて協議した結果,次回総会前に全委員に送付し前もって読んでもらうこととし,この資料について更に意見があれば提出してもらうこととした。
 また,次の総会(第84回)には,各委員から提出された意見を要約,整理した資料を提出することとした。


 <第4回>(昭和48.5.11)
 各委員から提出された意見を,前回委員会での意見に基づき再整理した「「漢字表の性格」等に関する意見について(試案)」を検討し,一部修正し,次の総会(第84回)に提出することとした。
 また,「「漢字表の性格」について各委員の意見(第2回)」を総会前に送付することとした。


 <第5回>(昭和48.6.12)
 昭和47年6月国語審議会から答申された当用漢字音訓表及び送り仮名の付け方の改定については,6月8日に閣議で答申どおり内閣告示されることが決定,6月18日付けの官報に告示されることとなった旨,清水文化庁次長から報告があった。
 前回総会の審議に基づき,「専門用語などに用いる漢字」及び「学校教育との関連」について再度各委員から意見を提出してもらうためのアンケート案について検討した。その結果,一部修正し,これに関係ある参考資料を添えて各委員に送付し,提出された意見を次の委員会で整理した上で総会に報告することとした。


 <第6回>(昭和48.7.5)
 前回の委員会で決定し実施したアンケートに応じて提出された各委員(39名)の意見をまとめた「アンケートの回答まとめ(案)」について検討した。その結果,これを記名のまま総会前に全委員に送付するとともに,次の総会(第85回)でこれについて討議することとした。


 <第7回>(昭和48.7.24)
 前の総会(第85回)の議に基づき,漢字表に関する残された問題点「固有名詞に用いる漢字」その他の8項目に関するアンケート案について,検討を行った。その結果,一部修正して決定し,アンケートを全委員に送付し,意見を求めることとした。


 <第8回>(昭和48.9.21)
 前回の委員会で決定し実施したアンケートに応じて提出された各委員(34名)の意見をまとめた「アンケートの回答まとめ(案)」を検討した。その結果,これを記名のまま総会前に全委員に送付し,次の総会でこれについて討議することとした。


 <第9回>(昭和48.10.12)
 今期国語審議会で審議された漢字表に関する問題点を整理し,その基本的な事項をまとめ,「漢字表の具体的検討のための基本的方針(案)」として次の総会(第87回)に提出し審議することとした。


 <第10回>(昭和49.4.5)
 前の総会(第88回)の議に基づき,各委員(9名,他に学会の意見紹介1)から提出された「字体表の問題に関する意見」その他について説明した後,各委員の「字体表の問題に関する意見」を朗読した。
 続いて「字体・字体表の問題点(案)」その他の資料に関して検討し,問題点等について一部修正した後,総会に先立ち全委員に送付する資料及び総会当日に提出する資料を決定した。
 なお,総会において字体に関する議論に入る前に,現在の当用漢字字体表制定の経緯等の字体問題について,当時の関係者の説明を聞くこととした。


 <第11回>(昭和49.7.30)
 前の総会(第90回)の議に基づき,「字体表審議の問題点アンケート(案)」を協議し,アンケートの質問事項等を一部修正した。その結果,これを全委員に送付して各委員の意見を聞くこととし,次の委員会において提出された意見を整理した上で,次の総会(第91回)に報告することとした。


 <第12回>(昭和49.9.17)
 各委員から提出された「字体表審議の問題点アンケートの回答まとめ」をあらかじめ全委員に送付することとし,次の総会(第91回)においてその大体の傾向を報告し,各委員の意見等を聞くこととした。


 <第13回>(昭和49.10.11)
 今期問題点整理委員会が,これまで検討してきた問題点として,「漢字表の具体的検討のための基本的方針までの経緯(案)」「字体表について(案)」を検討した結果,一部修正することとし,大筋についてはこれらの案で了承された。なお,字句の修正等は主査・副主査及び事務当局に一任され,漢字表委員会からの案と調整した上,全員協議会(昭和49.10.25)に提出することとなった。


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