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次第 前回の議事要旨の確認/問題点整理委員会の報告

福島会長

 まだ数名御出席予定の方がおいでになるが,第84回国語審議会総会を開会する。
 本日の会議は,お手もとに議題として差し上げたとおりである。なお,前回の議事要旨の御確認をいただきたい。
 前回の議事要旨については,既に各委員にお送り申し上げてあり,お手もとの黒い表紙の最後のところにもとじ込んである。御訂正その他について御発言願いたい。
 よろしければ,とりあえず御確認をいただいたということにする。なお,御自分の御発言その他で訂正の必要のあるところがあったら,事務当局に御連絡いただきたい。
 引き続き,本日の議事に入る。
 前回の総会(3月20日)後,3月26日に各委員に事務当局から「漢字表の性格」等についての御意見をアンケートで御提出願ったところ,25人の委員から御意見をいただいた。この御意見を問題点整理委員会にお願いして,分析調査を行った。問題点整理委員会は4月20日,5月11日の2回御会合を願って,本日の総会の準備をした。問題点整理委員会で検討した点を資料としてまとめ,お手もとに差し上げてある。この問題点整理委員会の報告に基づき,本日の審議を進めさせていただきたい。したがって,最初に,遠藤主査から問題点整理委員会における審議の経過並びに結論など御報告を願いたい。遠藤主査,お願いしたい。

遠藤問題点整理委員会主査

 今,福島会長から御説明があったとおり,問題点整理委員会は4月20日と5月11日の2回開いた。この前の総会のときに福島会長からお願いしたアンケートの回答が25人の委員から寄せられた。第1回の4月20日の問題点整理委員会では,その25通をかなり詳しく整理した資料と,各委員からの回答を集録したプリントとの両方をにらみ合わせながら,どういう資料を今回の総会に提出したらよいかということを協議した。そして,まず,審議会の全委員の方々に,25通のアンケートの回答をプリントしたものを前もってお送りするということを決めた。それと同時に,当日の問題点整理委員会に配られたもう一つの資料は詳し過ぎる点もあり,もう少し煮詰めたものをつくったらどうかという意見が出た。5月11日の問題点整理委員会でそれらの意見をいろいろ参照してつくったのが,ただ今お手もとに差し上げてある資料である。なお,25人の方々の回答をお読みになって,更に2通の意見が提出され,その1通は先の25人の御意見の前の方へ加えた方がよいという問題点整理委員の御意見だったので前の方へ加えた。つまり,26人の御意見ということになった。後の1通は明白に25人の委員の御意見を踏まえた意見なので,これは後回しにした。このように,問題点整理委員会で協議をした結果,今日,提出したような整理の仕方で資料としてまとめ,お手もとに差し上げたわけである。初めに目次がついているが,その目次の少なくとも4の(1)ぐらいまでを今日の総会で御検討願い,何らかの意味の結論を出していただければよろしいのではないかというのが,問題点整理委員会の意見である。

福島会長

 どうもありがとうございました。

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