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2「当用漢字字体表」の改善に関する審議経過

(1)字体表に関する問題点

 第88回総会(昭和49年1月25日)から「当用漢字字体表」の改善の問題の審議に入ることとなり,その審議を始めるに当たって,新しく考えられるものを,当面,「字体表」と呼ぶことにした。
 まず,問題点整理委員会において,字体表に関する基本的な問題点の整理を行い,それをもとに総会で審議を進めていくこととした。そこで,各委員に対し,字体表に関する意見を文書で提出するよう求め,同委員会ではそれらの意見を整理して,字体表に関する問題点をまとめ,総会に提出した。また,検討の前提として当用漢字字体表制定の経緯等について,各委員の共通理解を図るため,当時の関係者から説明を聞いた。このようにして,総会で2回にわたり字体表に関しての質疑応答及び討議を行った後,具体的な問題点について質問票により各委員の意見の提出を求めることとした。

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