国語施策・日本語教育

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問題点整理委員会

〔概 況〕

<第1回〜第3回>(昭和52.7.11,7.29,9.16)
 第102回総会で出された意見,及びその後各委員から文書で提出された意見等に基づいて,人名用の漢字や学校教育特に義務教育用の漢字に関する問題,話し言葉,敬語,外来語等,新漢字表関係以外の国語の諸問題について総会でどのように扱うか協議・検討を行った。その結果,総会での討議用の資料「総会等で出された問題点」を作成し,これを第103回総会(昭和52.9.30)に先立って全委員に送付し,総会当日,遠藤主査からこれに基づいて委員会の審議経過を報告した。
 なお,同資料に取り上げた項目は次のとおりである。
1 人名漢字について
2 教育漢字について
3 話し言葉,敬語,外来語等について
4 その他

  • (1) 仮名遣いについて
  • (2) 上記以外の国語政策について
  • (3) 今後の運営・組織等について

<第4回>(昭和53.4.21)
 第106回総会の議により,なるべく早い段階に人名用の漢字の問題について国語審議会の意見を取りまとめて法務省に連絡することとなり,問題点整理委員会にそのとりまとめが付託された。そこで問題点整理委員会として人名用の漢字についての基本的な考え方について協議し,また,全委員に対するアンケートを行うこととし,アンケートの内容や項目について話し合った。その結果,林知己夫委員(統計数理研究所長)の意見も聞いた上で,主査,副主査,事務当局で次回までにアンケートの原案を作成することとした。


<第5回>(昭和53.5.12)
 人名用の漢字に関するアンケートの原案について検討を行い,成案を得た。(これによってアンケートを実施。)


<第6回>(昭和53.6.20)
 アンケートの回答を整理した資料に基づいて協議し,法務省に対する通知文(「子の名に用いる漢字及びその扱いについて」)の原案について検討した。第107回総会(昭和53.6.30)には,この通知文の案を修正して提出することとし,また,各委員のアンケート回答のまとめと,参考資料「戸籍制度に関し当面改善を要する事項に関する諮問に対する答申について(昭和50.2.28民事行政審議会答申から抜粋)」を総会に先立って全委員に送付することとした。総会当日は,遠藤主査から,これらに基づいて第4回〜第6回の委員会の審議経過を報告した。
 なお,第5回,第6回の委員会には,特に林知己夫委員に出席を依頼した。


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