国語施策・日本語教育

HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 第13期国語審議会 > 第102回総会 > 議事要旨

議事要旨

第102回国語審議会総会(昭和52. 4.11)議事要旨

 まず海部文部大臣のあいさつ(安嶋文化庁長官代読)があり,次いで,会長・副会長の選出が行われ,会長に福島慎太郎委員,副会長に古賀逸策委員が推され,多数委員の賛成を得て就任した。
 次いで,柳川文化庁次長が国語審議会の任務,これまでの審議経過及び今後審議すべき問題点等について,「国語審議会令」「諮問」(昭41.6.13)及び「文部大臣あいさつ,事務次官説明」(昭41.6.13)を中心に説明した。その中で,新漢字表試案に対する各界各層の意見を参考にして,残された問題を含めて更に十分検討を行い,立派な漢字表をまとめていただきたい旨,申し述べた。
 続いて,「審議会の傍聴等について」を前期と同様確認した。また,前期と同様運営委員会を設けることとし,福島会長が運営委員として11名の委員(福島,古賀,岩淵,江尻,遠藤,木内,木庭,志田,下中,角田,松村)を指名した。なお,漢字表委員会,問題点整理委員会が設けられ,上記委員以外の委員が両委員会の主査・副主査になった場合は,その委員にも運営委員会に所属してもらうこととした。
 事務当局が資料4「新漢字表試案に関する意見の収集について」等の各資料について説明した。なお,漢字表委員会及び問題点整理委員会に対する各委員の所属希望,及び「今後審議すべき問題点に関する意見」を文書で事務当局に提出してもらうことになった。そして,両委員会の構成は各委員の希望を参考にして運営委員会で考えることにした。

トップページへ

ページトップへ