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議事要旨

第103回国語審議会総会(昭52. 9.30)議事要旨

 事務当局が文化庁の人事異動について報告した。すなわち,9月20日付けで,安嶋文化庁長官が東宮大夫に転出し,犬丸文部省管理局長が新しく長官に就任し,また,6月10日付けで,柳川文化庁次長が文部省体育局長に転出し,吉久大臣官房審議官がその後に就任し,更に,石田国語課長が初等中等教育局幼稚園課長に転出し,室屋大臣官房企画官がその後に就任した。その後,新長官以下の三者からそれぞれあいさつがあった。
 3月29日から10日間にわたって行われたタイ・ビルマ両国の国語施策に関する海外調査(派遣者:三根谷委員,滋野国語課専門職員)について,三根谷委員から報告があった。
 事務当局から「新漢字表試案」に関する各界からの意見及び全国5地区で開催した説明協議会の模様について報告した。
 会長から,漢字表委員会では岩淵委員が主査,三根谷委員が副主査に,問題点整理委員会では遠藤委員が主査,松村委員が副主査にそれぞれ選出された旨報告があった。
 なお,漢字表委員会及び問題点整理委員会の所属委員については,各委員の参加希望を参考にして協議した結果により,会長が下記のように指名し,6月16日付けで各委員に通知したものである。
 漢字表委員会委員
 稲垣房男,岩淵悦太郎,宇野精一,北村季夫,黒羽亮一,志田延義,畑一夫,林大,林巨樹,林四郎,三根谷徹,森岡健二,八木徹夫,山本雄二郎,頼惟勤(15名)
 問題点整理委員会委員
 遠藤慎吾,楓元夫,木内信胤,倉沢栄吉,阪倉篤義,寺島アキ子,長谷部正治,前田陽一,松村明,馬淵和夫,村松定孝,望月久貴,渡辺茂(13名)
 岩淵漢字表委員会主査から,2回開かれた会議で,漢字表委員会の今後の進め方等について協議した旨報告があった。
 遠藤問題点整理委員会主査から,3回開かれた会議の概要について報告があった。すなわち,第1回総会で出た意見及び第1回総会の議により文書で提出された各委員の意見を整理し,「総会等で出された問題点」をまとめ,今回の総会に先立って各委員に送付した旨報告し,その概要を説明した。
 その後,主として人名用漢字の問題について自由討議を行った。

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