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第104回総会

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〔開催日〕

昭和52年11月18日(金) 午後2時〜4時30分   日本芸術院会館講堂

〔出席者〕

福島会長,古賀副会長,三根谷漢字表委員会副主査,遠藤問題点整理委員会主査,松村同副主査,赤松,市古,宇野,江尻,太田,楓,木内,北村,倉沢,黒羽,澤田,志田,下中,鈴木,鷹取,寺島,長谷部,林(巨),林(四),林(知),前田,馬淵,村松,望月,山本各委員(計30名)

吉久文化庁次長,鹿海文化部長,室屋国語課長ほか関係官
藤原視学官,青戸学術調査官,大矢教科調査官
国立国語研究所各部長

〔概 要〕

 学術審議会学術用語分科会から電気工学の用語集の改訂案ができあがり,近く文部大臣に建議する運びになっているとの通知が国語審議会あてにあったが,事務当局の検討では全く問題がないので,しかるべく国語審議会会長の名で返事を出しておく旨,会長から報告があった。
 日本,中国の略字の共通化のことが国会(52年10月18日(火)参議院予算委員会,社会党小柳議員)で質問され,新聞でも報道されたので,そのときの大臣答弁について事務当局が報告した。
 「現在国語審議会で漢字表及び字体表の審議が行われており,字体の審議に関連して審議会委員を中心とした調査団を中国に派遣して中国の文字改革の実情を調査したこともある。この問題は両国の文字改革の方向,文字使用の実態に相違があり,両国のそれぞれの文化に根ざした経緯もあるので,今後とも文化庁国語課で中国の文字改革の情報等を収集していくとともに,当面は国語審議会の議論を通じて検討,判断を続けていきたい。」
 その後,国語問題,国語政策全般について自由討議を行った。主として,人名用漢字及び教育用漢字の問題について意見が交換された。

〔配布資料〕

「国語問題・国語政策について」
(前回提出資料からの抜粋)

〔次 第〕

1  開会
2  前回の議事要録について
3  議事
   (1) 国語問題・国語政策について(自由討議)
 
 
 
 
   (2) その他
4  閉会

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