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第14期国語審議会概要

 第14期国語審議会,すなわち,昭和54年6月1日から昭和56年5月31日までの国語審議会は,最初の第110回総会(昭和54.6.5)で,まず会長・副会長の選出を行った。その後,前期第13期国語審議会に中間答申として出た「常用漢字表案」について十分審議を行い,まとまり次第正式答申することとなった。次いで,「審議会の傍聴等について」を前期と同様確認し,また,前期と同様,運営委員会,問題点整理委員会,漢字表委員会を設けることとした。
 総会を開くこと4回,運営委員会を2回,問題点整理委員会を4回,漢字表委員会を9回,それぞれ開き,別に,前文等起草委員会を1回,全員協議会を2回開いた。
 前期第13期国語審議会中間答申「常用漢字表案」に対して各界から寄せられた意見を参考にしながら,慎重な審議を行った結果,この期の最終総会である第113回総会(昭和56.3.23)において「常用漢字表」を議決し,国語審議会会長から文部大臣に答申を行った。
 この「常用漢字表」は,国語審議会の4期8年にわたる審議の結果であり,2度にわたって中間案を公表して意見を聞くなど,各方面に及ぼす影響等に十分配慮し慎重な手順を尽くしてまとめられたものである。その後,政府は,国語審議会の答申の趣旨を尊重して,昭和56年10月1日付けで内閣告示,内閣訓令によって「常用漢字表」を実施に移した。
この期における答申は,以下のとおりである。


  • 第14期国語審議会答申「常用漢字表」昭和56.3.23

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