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議事要旨

第111回国語審議会総会(昭和55. 3.27)議事要旨

 事務当局から委員の異動及び文化庁の人事異動について次のとおり報告した。すなわち,角田礼次郎内閣法制次長が昭和54年11月9日付けで内閣法制局長官に就任したことに伴い委員を退任,茂串俊内閣法制次長が12月1日付けで委員に就任した。また,昭和54年6月16日付けで吉久文化庁次長が退職,同日付けで後任に別府文化部長が就任,また,文化部長には同日付けで塩津文部省管理局企画調整課長が就任した。
 次いで犬丸文化庁長官から,常用漢字表案に関する各界の意見の取りまとめに予定以上の期間を要したこと等のため総会の開催が遅れた旨説明があり,また,福島会長から前回の総会の協議に基づき運営委員会,問題点整理委員会,漢字表委員会の所属委員を昭和54年7月28日付けでそれぞれ指名通知した旨報告があった。その後,議事に入り,室屋国語課長が常用漢字表案に関して各界から寄せられた意見の概要について報告した。また,全国5地区で開催した常用漢字表案の説明協議会の概況とそこで出された意見や質問の概要等について,国語課長及び説明協議会に出席した古賀副会長,三根谷委員,頼委員,林(大)委員からそれぞれ報告と説明があった。続いて協議に移り,人名用漢字の問題や目安の問題について意見を交換するとともに,今後の審議の進め方について話し合い,結局,問題点整理委員会と漢字表委員会を発足させて各界から寄せられた意見を整理分析し,その中から再検討を要すると思われる問題を取り上げて検討を進めていくこととした。

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