国語施策・日本語教育

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第15期国語審議会概要

 第15期国語審議会は,最初の第1回総会(昭和57.3.23)で,昭和41年6月に文部大臣が行った「国語施策の改善の具体策について」の諮問のうち,「現代かなづかい」の改善の問題を取り上げて検討することとなった。次いで会長・副会長の選出を行い,その後,前期の審議の成果を引き継いで,「当用漢字表(別表を含む。)」及び「当用漢字字体表」従来どおり運営委員会を設けることとし,会長が運営委員として8名の委員を指名した。第2回総会(昭和57.7.16)では「仮名遣い委員会」の設置について提案があり,了承ののち会長が15名の委員を指名した。
 総会を開くこと5回,運営委員会を2回,仮名遣い委員会を14回,仮名遣い小委員会を4回をそれぞれ開いた。この結果,この期の最終総会である第5回総会(昭和59.2.28)において,仮名遣い委員会の審議経過報告を行って任期を終了した。
 この期の審議会は,仮名遣い委員会を中心に,「現代かなづかい」をめぐる基本的な諸問題と「現代かなづかい」における具体的な表記上の諸問題について検討を行い,また,これらの問題についてアンケートの形式で審議会の各委員の意見を調査して,今後の審議の参考にするとともに共通理解を得ることに努めた。「現代かなづかい」の改善についての具体案をまとめるには至らず,これらの審議を土台として更に検討を進めることを次期の審議会に引き継いだ。
この期における報告は,以下のとおりである。

・仮名遣い委員会の審議経過について(主査報告資料)昭和59.2.28

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