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仮名遣い委員会の審議経過報告について(主査報告資料)

第5 まとめ

 以上のように,仮名遣い委員会は「現代かなづかい」に関する基本的な問題,具体的な問題についていろいろな面から検討を行い,さらに,これらの問題について広く審議会の各委員の意見を聞いて今後の審議の参考にするとともに,共通理解を得ることに努めた。アンケートの結果では,各委員の意見の傾向は多くの点で大体一致しているが,問題によっては傾向の分かれているものもある。言うまでもなく仮名遣いの問題は国民の文字生活の基本をなすものである。今期は成案を取りまとめるには至らなかったが,今期の審議を土台として今後慎重な検討が進められることを期待するものである。

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