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第16期国語審議会概要

 第16期国語審議会は,最初の第1回総会(昭和59.4.23)で,委員の紹介に続いて,会長・副会長の互選が行われ,前期の審議の成果を踏まえながら,昭和41年6月に文部大臣が行った「国語施策の改善の具体策について」の諮問のうち,「現代かなづかい」の改善の問題を続けて取り上げ検討することとなった。その後,前期に引き続いて,運営委員会と仮名遣い委員会を設けることとし,会長からそれぞれの所属委員を指名した。
 総会を開くこと6回,運営委員会を6回,全員協議会を3回,仮名遣い委員会を18回,仮名遣い小委員会を19回をそれぞれ開いた。この間,第3回総会(昭和60.2.20)で,仮名遣い委員会の試案「改定現代仮名遣い(案)」について,これを公表して広く各方面の意見を求めることが了承され,文化庁では同年2月から3月にかけて全国5か所で説明協議会を開くとともに,各方面に試案を送付して意見を求めた。国語審議会では,同年6月以降,各方面から寄せられた意見を参考にしながら更に審議を進め,今期最後の総会となった第6回総会(昭和61.3.6)において「改定現代仮名遣い」を議決し,国語審議会会長から文部大臣答申を行った。
 その後,政府は,国語審議会の答申の趣旨を尊重して,昭和61年7月1日付けで内閣告示,内閣訓令によって「現代仮名遣い」を実施に移した。
この期における答申は,以下のとおりである。

・改定現代仮名遣い 昭和61.3.6

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