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次第 委員紹介/会長・副会長の互選/審議会の傍聴等について

後藤国語課長

 これから第16期国語審議会の第1回総会を開かせていただく。
 辞令は,本来,文部大臣がお渡しするものであるが,多人数でもあるので,大変失礼であるが,封筒に入れて机の上にお置きしてある。御了承いただきたい。
 会長,副会長が選出されるまでの間,私ども事務局でこの会を進行させていただく。
 最初に委員を御紹介申し上げる。お手元の資料1を御覧いただきたい。45名の委員のうち,40名の方が再任であり,5名の方が新任である。新任の方がいらっしゃるので,改めて全員の方の御紹介を五十音順に申し上げる。(国語課長委員紹介)
 文化庁側もこの際紹介させていただく。(国語課長紹介)
 次に,十文字文化部長から,会長,副会長の選出についてお諮りする。

十文字文化部長

 それでは,会長,副会長の選出をお願いしたい。
 お手元のファイルの中にとじ込んである国語審議会令の第5条に「委員により会長として互選された者は,審議会の会務を総理する。」とある。また,その第2項で「委員により副会長として互選された者は,会長を補佐し,会長に事故があるときは,その職務を代行する。」と規定されている。
 会長,副会長の選出は,委員の皆様の互選ということになっている。互選の方法をどうしたらよいか,御意見をお伺いしたい。

服部委員

 誠に僭(せん)越であるが,ひとつ提案させていただきたい。今回の審議会は前回に引き続いての審議会であるので,私から御推薦申し上げてよろしいか。(「異議なし」の声あり)それでは,前回に引き続いてのことであるので,前回の有光会長,それから前田副会長のお二人に,御苦労ではあるが,引き続いて御就任いただいたらいかがかと思うので,御提案申し上げたい。

十文字文化部長

 ただいま服部委員から,引き続き有光委員に会長,前田委員に副会長をお願いしたらいかがか,という御提案があったが,それでよろしいか。(「異議なし」の声あり。拍手)
 御賛成を得たので,第16期国語審議会の会長に有光委員,副会長に前田委員をお願いしたい。それでは,会長席,副会長席にそれぞれお着きをいただき,本日の議事を進めていただくことになるが,その前に,会長,副会長にごあいさつをお願いしたい。

有光会長

 ごあいさつ申し上げる。ただいまは皆様の御賛成により,今期の会長を務めさせていただくことになった。誠にふつつかであるが,どうぞ皆様の前期に変わらぬ御協力,御支援を頂いて,大過なく過ごしたいと思うので,よろしくお願い申し上げる。(拍手)

前田副会長

 前期,副会長にお選びいただいたときにも申し上げたかと思うが,私の専門は,言葉とは非常に関係の深いものであるが,国語学ではないので,自分の考えにしがみつくことをせず,皆様のお考えをできるだけよくまとめていくことに努力を尽くしたいと思っているので,何とぞよろしくお願いいたしたい。(拍手)

有光会長

 それでは,早速であるが,議事次第に従って,資料2の「審議会の傍聴等について」という,これまでの申合せを確認しておきたい。国語審議会の総会は,これまで報道機関に公開してきているが,その点は今後も御承認いただけるものと思うが,資料2について,事務局から説明をお願いしたい。

後藤国語課長

 お手元の資料2を御覧いただきたい。これについては,昭和39年4月,第7期の国語審議会で御決定になり,各期の審議会で御承認を頂いたものであるが,改めてこれを朗読させていただく。
(国語課長朗読)


審議会の傍聴等について

  1.  会長は,特殊な場合を除き総会に限り,報道の任務に当たる者に会議の傍聴を許可することができる。
  2.  報道の任務に当たる者の範囲は,文部記者会に加盟している報道機関に所属する者とする。
  3.  撮影,録画,録音等による取材は,議事の始まる直前まで許可することができる。
  4.  会議の資料を傍聴者に配布するかどうかについては,会長がその都度決める。
  5.  総会の議事要録は,その都度各委員に送付し,内容について申出があればその都度訂正する。
     同議事要録の公表については,従来のように,委員の任期の終了後すみやかに,審議経過とともにまとめて公表することとする。

有光会長

 今期も従来と同様にこれを確認していただいてはいかがか。
(「異議なし」の声あり。拍手)
 それでは,御確認いただいたものとする。

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