国語施策・日本語教育

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次第 庶務報告/文部大臣のあいさつ/前回の議事要録の確認

有光会長

 ただいまから第3回国語審議会総会を開会する。初めに,事務局から庶務報告がある。

後藤国語課長

 御報告申し上げる。まず,お手元の資料は去る1月10日の全員協議会での御協議に基づき,その後1月18日に開かれた第10回仮名遣い委員会での調整を経て,作成印刷したものである。これについては,後ほど林主査から御説明をいただけることになっている。
 また,全員協議会の際に申し上げて御了承を得たように,本日の会議で試案の公表ということを正式に御承認いただいたあと,各方面に資料配布するとともに,全国5か所で説明協議会を開催する予定であるが,その後事務的に手続を進めさせていただき,既に各都道府県や関係機関・団体などに案内状を送付してある。ちなみに,期日と開催地を申し上げると,2月28日に福島,3月8日に福岡,3月19日に東京,3月20日に大阪,3月25日に香川という日程になっている。各会場とも説明は林主査にお願いすることになっている。以上である。

有光会長

 ここで,松永文部大臣からごあいさつをいただく。


松永文部大臣あいさつ

 一言ごあいさつを申し上げます。
 皆様方には,昨年の4月,委員御就任をお願いして以来今日まで,御多忙の中を終始御熱心に御審議をいただき,誠に有り難くここに深く感謝申し上げる次第でございます。
 今期の審議会におきましては,前期に引き続き,昭和41年に諮問いたしました「国語施策の改善の具体策について」の事項中,なお残されておりました「現代かなづかい」の問題について御審議いただいているわけでございます。その間,総会をはじめ,仮名遣い委員会や仮名遣い小委員会におかれて,終始精力的な御検討をいただきました。本日,その御苦心の成果が「改定現代仮名遣い(案)」として取りまとめられ,試案としてこれを公表し,各界の意見を徴すべく仮名遣い委員会から本総会に報告される運びとなったと伺っております。
 申すまでもなく,国語の問題は我が国の文化の基盤であるとともに,国民生活に深いかかわりのある重大な問題であります。本審議会が,広く国民の納得と支持を得られる適切な方向を見究めるため,慎重な手順を踏んで御審議を進めておられることに敬意を表するものでございます。
 これまでの皆様方の御尽力と御労苦に対し,重ねて厚く御礼申し上げますとともに,近い将来において,最終的な成案をおまとめの上,御答申いただけることを期待いたしまして,ごあいさつといたします。皆さん,ありがとうございました。

有光会長

 前回の第2回総会の議事要旨は既にお送りしてあるので,お読みいただいたことと思う。お手元のとじ込みの中にも入っている。御自身の発言について修正の箇所があったら,どうぞ御発言いただきたい。後ほど事務局へ御連絡いただいても結構である。それを前提に前回の議事要録は御承認をいただいたことにする。

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