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第17期国語審議会概要

 第17期国語審議会,すなわち,昭和61年12月10日から昭和63年12月9日までの国語審議会は,最初の第1回総会(昭和61.1.14)で,文部大臣の諮問「国語施策の改善の具体策について」(昭和41.6.13)において検討すべき問題点として示された事項のうち,「現代かなづかい」に関連する事項としての「外来語の表記」の問題を取り上げて検討することとなり,まず会長・副会長の互選を行った。その後,「審議会の傍聴等について」を前期と同様確認し,従来どおり運営委員会を設けることとし,会長から所属委員の指名があった。
 総会を開くこと7回,全員協議会を1回,運営委員会を6回,外来語表記委員会を16回,小委員会を6回,合計36回の会議を開いた。そして,この期の最終総会である第7回総会(昭和63.12.8)に,外来語表記委員会の審議経過について報告を行い任期を終了した。
 この期の審議会は,外来語表記委員会を中心に,外来語の表記をめぐる基本的な諸問題や具体的な問題について検討を行い,また,アンケートの形式で広く審議会の各委員の意見を聞いて共通理解を深めながら,審議の方向付けを行うとともに,今後にわたる審議の参考とすることに努めた。外来語の表記についての具体案をまとめるには至らず,これらの審議を土台として更に検討を進めることを次期の審議会に引き継いだ。
 この期における報告は,以下のとおりである。

・外来語委員会の審議状況について(報告)昭和63.12.8

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