国語施策・日本語教育

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次第 庶務報告/前回の議事要録の確認

坂本会長

 定刻を過ぎたので,第4回の総会を開会する。
 まず,事務局から庶務的な説明を申し上げる。

近藤国語課長

 それでは,前回,7月23日の総会以後のことについて,御報告を申し上げる。
 第一に文化庁に人事異動があり,去る9月22日付けで,久保庭前文化庁次長が退任し,代わって横瀬文化庁次長が文部省大臣官房審議官から就任した。

横瀬文化庁次長

 よろしくお願い申し上げる。

近藤国語課長

 なお,久保庭前次長は放送大学学園の理事に就任している。
 また,同じく9月22日付けで前畑前文化部長が文部省大臣官房審議官に転出し,代わって逸見文化部長が文部大臣官房総務課長から就任した。

逸見文化部長

 よろしくお願い申し上げる。

近藤国語課長

 次に,委員の交代があったので,御紹介申し上げる。
 この10月に朝日新聞社を退社された疋田桂一郎委員に代わり,12月1日付けで同社の論説委員・辰濃和男先生に御就任いただいた。

辰濃委員

 よろしくお願い申し上げる。

近藤国語課長

 次に,資料等について御説明申し上げる。
 お手元に,「外来語表記委員会での討議の概要(その2)」という資料がお配りしてある。これについては,後ほど林主査から御説明がある。それから,備付けの会議用のファイルであるが,前回の総会以後補ったものについて御説明を申し上げる。
 一番上にあるのが,前回7月23日の第3回総会の議事要録である。これは既に9月14日付けで先生方のところにお送りしてある。その次が,前回の総会の配布資料であった「外来語表記委員会での討議の概要」である。
 次に,前回の総会以後,御連絡した事項やお送りした資料について,御報告を申し上げる。
 前回の総会では,外来語表記委員会の審議状況について林主査から詳細に御説明をいただいたが,その後行われた協議の中で,いろいろ御意見や御提案があった。それらの御意見や御提案の趣旨を生かす一つの方法として,総会の後,会長,副会長のお取り計らいにより,外来語表記委員会に所属しておられない委員の先生方に,総会で報告された6項目の基本的な事項について,御意見があればお出しいただくようにと,会長名でお願い申し上げた。また,外来語表記委員会には所属外の先生方も御自由に御出席くださるように,改めてお願い申し上げたわけである。これはいずれも8月20日付けでお願いした次第である。
 その後,11人の先生方から御意見が寄せられ,それらは外来語表記委員会に資料としてお配りするとともに,所属外の先生方にもお送りした次第である。
 そのほか,外来語表記委員会に提出した資料のうち,「外来語関係参考資料集」──3分冊に分かれているが,それをお送り申し上げた。
 それから,本年9月に私どもが愛媛県と青森県で開催した国語問題研究協議会において外来語の表記に関するアンケート調査を実施したが,それらに関する資料についても,所属外の各先生方にもそれぞれお送りした次第である。
 以上,御報告申し上げた。

坂本会長

 前回の総会での御意見や御提案の御趣旨は,総会における審議をより充実したものとして,外来語表記委員会における審議ができるだけ全委員の御意向を反映しながら行われるようにということと理解して,ただいま事務局の報告のような私なりの取扱いをさせていただいたわけである。おかげさまで,随分詳細な御意見を寄せていただいて,委員会の審議でも大変参考になったというふうに承知している。何分問題が複雑なので,今後とも十分に論議を尽くしながら進めていくのがよろしいのではないかと考えている。
 また,別の委員会を設けてはどうかという前回の御提案については,所属外の先生方にも自由に委員会に出席して御発言いただけるということになっているし,また今後ともアンケート,その他で御意見の集約をする機会が度々あるわけなので,当面は現状のままでいくことが適切ではないかと判断したわけである。
 また,地名・人名の専門的な検討の仕方については,今後,地名・人名の扱い方,取り上げる手順等について,方針が固まってから考えるということになるのではないだろうかと考えている次第である。
 次いで,前回の議事要録の確認をお願いしたいが,ただいま説明があったように,議事要録は既にお送りしてあるので,お読みいただけているものと思う。お手元のとじ込みの中にも入っているので,御自身の御発言について,もし修正するような箇所があれば,どうぞおっしゃっていただきたい。
 特にここのところはこうであったんではないかという御発言があれば,ただいま承らせていただきたいと思う。しかし,細かいことだから,後で事務局に言えばいいというふうに御判断いただけているようであるならば,そのことを前提にして,前回の議事要録の御承認をいただいたことと事務的に取り扱ってもよろしいか。

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