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議事要旨

第5回国語審議会総会(昭和63.3.24)議事要旨

 配布資料「アンケートの結果について」に基づき,外来語表記委員会(第7回〜第9回)の審議状況及び1月18日付けで全委員を対象に実施した地名・人名の表記の取扱い方等に関するアンケートの結果について林主査から報告があり,その後,質疑と意見交換を行った。
 地名・人名の表記の取扱い方については,アンケートの結果により,(1)一般の外来語のほかに地名・人名の表記についても取り上げること,(2)手順としては一般の外来語についてまず取り上げることとするが,その際,地名・人名についてもある程度考慮しながら検討を進めるという方向が了承された。
 また,今後の予定として以下のような説明があり,了承された。

  1. 4月以降,外来語表記委員会は「小型国語辞典に採録されている外来語」を主な資料として,地名・人名についてもある程度考慮しながら,具体的な問題点の検討を進める。
  2. これらの検討作業を能率的に行うために,外来語表記委員会の中に作業グループとしての小委員会を設置する。

 なお,意見交換の中では,外国語学習や国際化の進展との関連,ワ行の仮名(ヰ,ヱ,ヲ)の問題,新しい仮名の問題,外来語・外国語のいわゆる氾濫の問題等のことが話題になった。

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