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第18期国語審議会概要

 第18期国語審議会,すなわち,平成元年2月16日から平成3年2月15日までの国語審議会は,第17期に引き続き,文部大臣の諮問「国語施策の改善の具体策について」(昭和41.6.13)において検討すべき問題点として示された事項のうち,「現代かなづかい」に関連する事項としての「外来語の表記」の問題を取り上げて検討することとなり,最初の第1回総会(平成元.3.2)で,まず会長・副会長の互選を行った。その後,「審議会の傍聴等について」を前期と同様確認し,前期に引き続いて運営委員会と外来語表記委員会を設けることとし,会長から所属委員の指名があった。
 総会を開くこと7回,全員協議会を2回,運営委員会を7回,外来語表記委員会を18回,小委員会を16回,合計50回の会議を開いた。
 この間,平成2年3月1日の第4回総会で,外来語表記委員会の試案「外来語の表記(案)」について,これを公表して広く各方面の意見を求めることが了承され,文化庁では同年3月中に全国5か所で説明協議会を開くとともに,各方面に試案を送付して意見を求めた。国語審議会では,同年6月以降,各方面から寄せられた意見を参考にしながら更に審議を行い,今期の最終総会となった第7回総会(平成3.2.7)において「外来語の表記」を決定し,国語審議会会長から文部大臣に諮問を行った。
 その後,政府は,国語審議会の答申の趣旨を尊重して,平成3年6月28日付けで内閣告示,内閣訓令によって「外来語の表記」を実施に移した。
 この期における答申は以下のとおりである。

 ・「外来語の表記について」(答申)平成3.2.7

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