国語施策・日本語教育

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次第 運営委員会,外来語表記委員会の設置について

坂本会長

 今期の主要な目標は,先ほど政務次官のごあいさつ,その他にもあったように,外来語の表記の問題について検討を更に進めて,成案を取りまとめたいということである。
 前期の最終総会での外来語表記委員会の報告にあったように,既に前期の2年間で,外来語の表記をめぐるいろんな問題について,全体的な意見交換や検討が行われて,多くの点で共通の理解が得られているというふうには考えられるのだが,それをどう具体化していくかということがこれからの問題である。そのために,前期同様に,運営委員会と外来語表記委員会を設けることとして,所属委員の先生方も,大体今までの方々に引き続いてお願いするということにして,そして外来語表記委員会には,御多忙中恐縮であるが,早速審議に取り掛かっていただくということが,この際,最も適切な進め方ではないだろうかというふうに考えているのであるが,この点はよろしいか。
 御異議がなければ,運営委員会と外来語表記委員会を前期どおり設置するということにしたいと思う。
 ただし,前期の外来語表記委員会の所属委員の中で,お辞めになった方がお一人あるので,その代わりの方をお願いしたいというふうに考えている。お辞めになったのは,NHKの放送総局長だった尾西委員であるが,尾西委員に代わって関口委員に加わっていただきたいというふうに思う。
 そんなこんなもあるので,両委員会の所属委員の先生方を改めて御紹介させていただきたいと思う。
 運営委員会は9名であって,江藤委員と工藤委員と長倉委員,服部委員,林大委員,林巨樹委員,それに松村委員,その委員に加わって会長,副会長ということで,9名が運営委員会の委員である。
 それから,外来語表記委員会は18名の方々で,石綿委員,漆原委員,斎賀委員,関口委員,辻村委員,中澤委員,永田委員,南雲委員,野元委員,服部委員,林大委員,林巨樹委員,松村委員,三根谷委員,村松剛委員,山田委員,渡部昇一委員,渡辺実委員,以上18名の委員の先生方に御就任いただきたいということで,大変お忙しいところ恐縮であるけれども,よろしくお願いしたいと思う。
 それから,ファイルの中にとじ込んである「外来語表記委員会の運営について」という前期の申合せについても,そのまま踏襲していくことになろうかと思う。その表記委員会の申合せの第5項に書いてあるように,外来語表記委員会には所属委員以外の先生方も出席して意見を述べることができるので,所属しておられない委員の先生方にも,毎回の開催通知の写しをお送りしている。今期も,その点は事務局に手落ちのないようにお願いしたいと思うが,その点は,事務局,よろしいか。

近藤国語課長

 はい。そのように取り計らわせていただく。

坂本会長

 以上で,議事の第1の運営委員会,外来語表記委員会の設置については御了解いただけたものと理解してよろしいか。
 もし御質問,御異議等がなければ,次の議題に入らせていただくが,今後の進め方ということで,お手元の資料3について,事務局の方から説明をお願いしたいと思う。

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