国語施策・日本語教育

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次第 庶務報告(委員の異動 その他)/前回の議事要録の確認

坂本会長

 時間がまいったので,ただいまから総会を開会させていただく。初めに事務局から報告がある。

河上国語課長

 初めに,前回の総会以降,委員の異動があったので,御報告と御紹介をさせていただく。
 まず,内閣法制次長でいらした工藤委員が,8月10日付けで内閣法制局長官になられ,それに伴って,後任の大出峻郎内閣法制次長が9月8日付けで委員に就任された。また,6月11日にお亡くなりになった鈴木修次委員の後,漢文学・中国文学御専攻の委員として,東京大学教授竹田晃先生に11月9日付けで御就任いただいた。

坂本会長

 ここで私から御報告するが,大出委員には,工藤前委員と同じように運営委員会に所属していただくことにしたので,御了承願いたい。

河上国語課長

 引き続き,御報告を申し上げる。
 まず,各委員にお送りした資料についてであるが,前回,第2回総会の議事要録は,10月4日付けで全委員にお送りした。
 また,外来語表記委員会は,前回の総会以降,第5回から第7回まで開催されたが,その議事要旨は,第4回から第6回までのものを所属外の委員にお送りしてある。
 次に,本日の資料であるが,お手元に「外来語表記委員会の審議状況について」をお配りしてある。後ほど林主査の方から御説明をいただくことになっている。
 それから,備付けの会議用ファイルには前回の総会の議事要録と当日の配布資料の1及び2を補ってある。
 なお,前回の総会で,松村定孝委員から,昭和29年の部会報告の中の「外来語を書くときに用いるかなと符号の表」の末尾にある「国語審議会総会で,この表が発音を明示していないことが論議された」という注の意味について御質問があったが,このことについては,9月5日に開かれた第5回外来語表記委員会の際に,事務局から,当時の議事要録を調べ御説明した。そのことは議事要旨にも載せてあるが,それを御紹介する。
 当時の議事要録によると,この注記は,「外来語を書くときに用いるかなと符号の表」の体裁を,同じ総会に標準語部会から出された報告「標準語のために」の中の「五十音の発音」のようにしてはどうかという小林英夫委員の発言に関連するものと思われる。「五十音の発音」というのは,ア,イ,ウ,エ,オ,に始まって,リャ,リュ,リョに終わる五十音にローマ字で発音が示してあるもので,それを指しての発言であった。
 なお,ほかにも幾つかの論点が,29年の「外来語の表記」の7ページから8ページに注記してあるが,これらも仮名表記と発音との関係についての議論である。
 庶務報告は以上である。

坂本会長

 次に,前回の議事要録の確認をお願いしたい。
 ただいま説明があったように,議事要録は既にお送りしてあるので,お読みいただけたものと思う。お手元のとじ込みの中にも入っているので,御自身の御発言について修正の箇所があれば,御発言いただきたい。細かいことであれば,後ほど事務局に御連絡いただいても結構である。では,その辺のことをお含みの上,前回の議事要録は御確認いただいたということにする。

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