国語施策・日本語教育

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次第・議事要録 会長・副会長の互選/会長・副会長のあいさつ

河上国語課長

 引き続き,会長,副会長の選出に移らせていただく。
 お手元の資料3の2枚目,「国語審議会令」の第4条によると,「委員により会長として互選された者は,審議会の会務を総理する。」また「委員により副会長として互選された者は,会長を補佐し,会長に事故があるときはその職務を代行する。」とある。
 したがって,会長,副会長とも互選ということになっているが,その方法については明文の規定はない。この点については,従来,委員の皆様の間でどなたかを御推薦いただいてお決めいただくという方法をとっているので, もしよろしければ, この方法によって選出をお願いできればと思っている。いかがか。


(拍手)

河上国語課長

 それでは,御賛同をいただいたので,推薦により選出をさせていただく。まず会長について, どなたか御推薦をお願いしたいと思う。

寺島委員

 坂本前会長に引き続きお願いできないかと思う。この審議会は,特にテーマも決まっていないし, フリートーキングのようなことが多くなるのではないかと思うけれども,坂本前会長は大変和やかに会議を進めて,いろんな方の意見を引き出すのが大変お上手であるし,ぜひお願いしたいと思う。

河上国語課長

 ただいま寺島委員から坂本委員を会長にという御推薦があったが, いかがか……。


(拍 手)

河上国語課長

 皆様方から御賛成いただいたので,第19期国語審議会の会長は坂本朝一委員にお願いいたしたいと思う。
 続いて,副会長の御推薦をいただきたいと思う。

斎賀委員

 今回の審議会は,前期から引き続いた委員よりも,新しく委員に就任された方が圧倒的に多いようなので,できれば副会長は新しく就任なさった委員の中からお願いしたいというふうに私は考えている。それから,あえてもう一つ付け加えるならば,会長の坂本委員とは違った専門分野の方が望ましいのではないかと私なりに考え,広島大学の学長を長くお務めになった沖原委員に――沖原委員は教育学専攻と伺っているが――沖原委員にお願いできればいいのではないかと考えるが, いかがか。

河上国語課長

 ただいま斎賀委員から,沖原委員を副会長にという御推薦があったが,いかがか。


(拍 手)

河上国語課長

 御賛成を得たので,副会長には沖原委員をお願いしたいと思う。早速であるが,坂本委員と沖原委員には,会長と副会長のお席にお移りいただきたい。


(会長,副会長着席)

河上国語課長

 それでは,会長と副会長にごあいさつをお願いする。

坂本会長

 ただいま会長に御推挙いただいた坂本である。私,第18期の国語審議会では「外来語の表記」というテーマで会長を務めさせていただき,委員の先生方の御協力をいただいて,どうやら答申を申し上げたわけであるけれども,私,実は国語審議会の委員を仰せつかって,改めて国語問題の重要さ,難しさを骨身にしみて知ったという状況である。今後の審議会の運営等についても,全く浅学菲(ひ)才であり,委員の先生方の御支援,御協力をもって何とか務めたいと考えているので,よろしくお願いする。(拍手)

沖原副会長

 ただいま副会長に御指名いただいた沖原である。大変未熟な者であるが,会長の補佐役を務めさせていただきたいと思うので,今後ともよろしくお願いいたしたい。(拍手)

河上国語課長

 それでは,会長,副会長が選出されたので, この後の会議の進行は会長にお願いする。


(井上文部大臣退出)

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