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次第・議事要録 問題点整理委員会の設置について

坂本会長

 これまで2回の総会では,現代の国語をめぐる諸問題について,大変活発な御意見の交換があった。本日も,引き続いて自由に御意見をお出しいただいて,更に問題を掘り下げていきたいと思っている。
 ところで,その前に,前回の総会でも申し上げたように,問題点の整理をするための委員会を設けて,きょうの御議論も含めて,これまで総会で出されたいろいろな御意見,また総会の中では,言い足りない,言い尽くせない場合には書面で御意見をお出しいただくこととして,それらの御意見をある程度取りまとめて,次回の総会に報告していただくということが,当面の運びとして考えられるわけである。そこで,実はこの総会の始まる前に,運営委員会でもそういう点を御相談したわけだが,きょうは,まずお手元の資料にあるような委員会の設置についてお諮りしたいと思う。
 所属委員は,差し当たって10名ほどの方にお願いしたいと考えているが,この資料について事務局から説明してほしい。

河上国語課長

 お手元の資料,「問題点整理委員会について(案)」を御覧いただきたい。

  1.  総会からの付託により,総会における審議事項に関する問題点の整理等を行うために,「問題点整理委員会」(以下「委員会」という。)を設置する。
  2.  委員会に所属する委員(以下「所属委員」という。)は,会長が指名する。
     所属委員の互選により,委員会に主査及び副主査を置く。
  3.  委員会は,所属委員の過半数が出席しなければ,議事を開くことができない。
  4.  委員会には,所属委員以外の委員が出席して意見を述べることができる。
  5.  委員会の議事は,その要旨を記録し,次回の委員会において確認を得,これを全委員に配布するものとする。
  6.  会議は,非公開とする。
  7.  上記の他,委員会の運営について必要な事項は,主査が委員会に諮って定める。

 以上である。

坂本会長

 ただいまの事務局の説明に対して,何か御質問はないか。問題点整理委員会については,以前,「常用漢字表」の審議をした第11期から第14期,昭和47年から昭和56年に,やはり同じ名称で設置をした前例があるので,このような段取りでよろしいか……。
 それでは,格段の御質疑がなければ,委員会の設置については御承認いただいたことにする。
 次に,委員会の所属委員についてであるが,ただいまの資料の第2項にあるように,先例に従って会長から指名させていただく形になっている。
 そこで,先ほど総会の前の運営委員会で御相談をした結果に基づいて,これから申し上げる10名の方々にお骨折りをいただきたいと思う。五十音順にお名前を読ませていただく。
 浅野修委員, 菅野謙委員, 斎賀秀夫委員, 寺島アキ子委員, 野元菊雄委員, 林大委員, 林巨樹委員, 水谷修委員, 三次衛委員, 村松剛委員,10名の方々である。問題点整理委員会の方々には,それぞれ大変お忙しい中を御苦労をおかけするわけであるけれども,ひとつよろしくお願い申し上げる次第である。

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