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次第・議事要録 開会/文化庁長官あいさつ
坂本会長
ただいまから第5回の国語審議会総会を開会する。
前回の総会以後,文化庁長官の異動があったので,事務局から御紹介をお願いしたい。
福島文化部長
7月25日付けで内田文化庁長官が退任し,後任に,文部省高等教育局長から遠山新長官が就任した。
また,7月1日付けで,国語課の七五三掛課長補佐が花立課長補佐に代わったので,御報告する。
坂本会長
それでは,遠山長官から一言ごあいさつをお願いしたいと思う。よろしくお願いする。
遠山文化庁長官
御紹介いただきました遠山でございます。
就任は少し前になりますけれども,就任後初めての国語審議会総会でございますので,一言ごあいさつを申し上げます。
先生方には,日ごろから国語の問題に関しまして大変お骨折りをいただいておりまして,心から御礼を申し上げます。
国語の問題は,今更申し上げるまでもないわけでございますが,文化の基礎となるべきものでございまして,大変大きな課題であると考えております。また,時代とともに問題の様相も異なってくる場合がございまして,常に国語の問題というのは大いに議論され,また方向性が示されるべきものについては示されるべきものかと考えているところでございます。
昨年11月に文部大臣から諮問がありました幾つかの課題につきまして,先生方,鋭意御検討いただいていると伺っているところでございます。言葉遣いの問題にいたしましても,あるいは情報化,国際化に対応する国語の問題の在り方につきましても,大変重要な課題と考えているわけでございます。ぜひ縦横に御議論いただきまして,私どもを御指導いただけたらと思うわけでございます。
3年前まで約3年間,文化庁の次長等を務めさせていただきましたが,その折にも国語審議会の先生方には大変いろいろ御教示をいただきまして,その経過を通じて,国語問題の大切さ及びその難しさをある程度認識していると思っております。
今後とも,私もぜひ微力を尽くしたいと思いますので,この問題につきまして大所高所からの御指導,御教示,かつ私どもに対する限りない御支援をお願いしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。