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次第・議事要録 庶務報告/前回の議事要録の確認
坂本会長
続いて,事務局から庶務報告をお願いしたい。
福島文化部長
引き続いて,委員の異動を御報告申し上げる。
去る5月17日に村松剛委員がお亡くなりになった。後任として9月16日付けで,京都大学工学部の長尾真教授に委員に御就任いただいた。
また,日本書籍出版協会の理事長であられた服部委員が6月30日付けで辞任された。後任として,同協会の新理事長の渡邊隆男委員に,同じく9月16日付けで御就任いただいた。
坂本会長
ここで私から申し上げるけれども,渡邊委員には,服部前委員と同じように,運営委員会に所属していただくこととし,また,長尾委員には,御専門の立場から第2委員会に所属していただくことにしたいと思うので,よろしくお願いする。
韮澤国語課長
それでは,引き続き御報告申し上げる。
委員会の開催状況であるが,前回の総会以降,第1委員会,第2委員会はそれぞれ3回ずつ会議を開催した。また,第2委員会の中に設置した字体に関するワーキング・グループは4回開催した。これらの状況については,後ほど両委員会の主査から御報告いただくことになっている。
それから,前回の総会の議事要録は,9月19日付けで全部の先生方にお送りした。また,委員会に所属していらっしゃらない先生方には,両委員会の議事要旨をお送りした。
次に,本日の配布資料であるけれども,お手元に資料1から5までお配りしてある。
まず,本日の議事次第の後,資料1として「第1委員会における論議の概要」,資料2として「第2委員会における論議の概要」,資料3として,「ワープロ等における漢字の字体の問題について」,資料4として,第1委員会,第2委員会における検討事項,資料5として「平成6年度国語施策懇談会の実施について」という資料が入っている。もし足りないものがあったら,事務局までお申し付けいただきたい。
それから,この資料のうち,資料1から4については後ほど主査の方から御説明があると思うが,資料5について,私どもの方から今簡単に御説明申し上げたい。
資料5は「平成6年度国語施策懇談会の実施について」であるが,この懇談会は,昨年度から,広く各地域あるいは各界の有識者の御意見を聞く必要があるということで始めたもので,言わば一日国語審議会という性格を持つものと考えている。
昨年度は,東京のほか大阪,福岡,仙台で開催したが,今年度はこのぺーパーの真ん中から下にあるとおり,10月下旬から11月上旬にかけて,札幌,東京,名古屋,広島の4か所で行うこととしている。
そして,参加者は各界有識者15名程度ということで,それぞれの地域の学界,マスコミ,教育界,あるいは経済界等の有識者の方にお集まりいただくということにしている。
なお,東京地区については,国語審議会もあるので,30代,40代といった比較的若い,第一線で御活躍の方にお集まりいただくということにしている。
懇談のテーマは,下にあるように,現在審議会で御検討いただいている事項,すなわち言葉遣い,情報化,国際化への対応に関することを中心に意見交換を行っていただくことになっている。
この結果については,次回の総会で御報告申し上げたいと思っている。
なお,1枚めくっていただいて,それぞれの地区ごとに,札幌,名古屋,広島,東京の4地区の懇談会の御出席者の一覧が出ている。
それから,国語審議会の方からも,それぞれの地区に,板本会長,沖原副会長をはじめとして4名の先生方においでいただくことになっている。
坂本会長
ただいまの国語課長の説明について,御質問はないか。
特に,懇談会に御出席くださる先生方には,お忙しいところを御苦労をおかけするわけであるけれども,私からもよろしくお願いいたしたいと思う。
それでは,次に前回の議事要録の確認をお願いしたい。
ただいま説明があったように,議事要録は既にお送りしてあるので,お読みいただいたことと思うが,お手元のとじ込みの中にも入っているので,御自身の発言について修正の箇所があれば,どうぞおっしゃっていただきたい。また,細かいことであれば,後ほど事務局の方へ御連絡いただいても結構である。特に,御修正いただくところはないか……。
それでは,細かいところであれば,後ほど事務局の方へ御連絡いただくということを前提にして,前回の議事要録は御承認いただいたということにさせていただきたい。