国語施策・日本語教育

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第2委員会

<第12回>  (平成9年11月28日)

 事務局から「新字体早見表」(昭和25年12月5日)について,また,「論議の概要−4.1」について説明した。議事に入り,字体差・デザイン差については,常用漢字表の考え方を踏襲しつつも,表外漢字の範囲ではある程度例外を設ける必要があるのではないか(きば←→牙など),常用漢字と表外漢字を分けて考えるのではなく,常用漢字に準ずる頻度で使われる表外漢字の枠を考えること,漢字出現頻度数調査により,印刷出版業界では康熙字典体がよく守られているとの認識に立って,印刷標準字体を考えるべきであること等について意見交換を行った。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第2委員会 (第11回)議事要旨(案)
  2. 第2委員会における論議の概要−4.1
  3. 「表外字字体表」作成のための検討資料

〔参考〕

  1. 新字体早見表(文部省「国語の書き表わし方」昭和25年)

<第13回>  (平成10年1月21日)

 事務局から,字体小委員会の作業に基づいて作成した「「表外漢字字体表」作成のための検討資料−3」,及び「字体差・デザイン差を検討するための資料」について説明した。議事に入り,表外漢字字体表をどのように示すか,すなわち検討した漢字の全体を示すのか,字体に問題のある字だけを選択して示すのかを中心に意見交換を行った。「第2常用漢字表」のようなイメージにならないようにすること,字体に問題のない字・表内漢字の異体字・固有名詞だけに用いられる漢字等は外すが,法務省の140字は含めてはどうか等の意見が出された。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第2委員会 (第12回)議事要旨(案)
  2. 第2委員会における論議の概要−5.1
  3. 「表外字字体表」作成のための検討資料−3
  4. 字体差・デザイン差を検討するための資料

<第14回>  (平成10年2月16日)

 事務局から,「「表外字字体表」作成のための検討資料−X1」について説明した。議事に入って,前回に引き続き表外漢字字体表の示し方について,異体字のある字種を本表に掲げ,検討したその他の字種は別表に掲げる方向で意見交換を行った。また,印刷標準字体を定める土台として,書籍出版物以外の新聞その他の分野についての調査の必要,学校教育との関係,国際的な文字コードについての扱い等も話題に出された。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第2委員会(第13回)議事要旨(案)
  2. 「表外字字体表」作成のための検討資料−X1
  3. 検討対象の範囲について(樺島委員提出資料)
  4. 第2委員会における論議の概要−5.1

<第15回>  (平成10年3月3日)

 事務局から「第2委員会における論議の概要−5.2」に基づいて「表外漢字字体表」の構成の仕方について,また,前回要望のあった新聞・放送等における表外漢字使用の実態に関する調査資料について説明した。議事に入り,表の名称,「許容」という言い方の適否,字体差・デザイン差の問題(表外漢字については,1字種に複数字形が存在し得ること,常用漢字表の「字体についての解説」に掲げられるもの以外にも認めるべきデザイン差があること),許容字体の位置付け等について意見交換を行った。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第2委員会(第14回)議事要旨(案)
  2. 「表外字字体表」作成のための検討資料−X2
  3. 第2委員会における論議の概要−5.2
  4. 第2委員会における論議の概要−5.1
  5. 朝日新聞記事DB(1995-96年分)におけるJIS漢字頻度調査
  6. 当用漢字に含まれない漢字(菅野謙「放送基本語い調査報告18」1969年4月)
  7. 字体差・デザイン差の検討のために

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