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次第・議事要録 報告書の提出
清水会長
両委員会には大変御苦労をお掛けして,総会の御審議等をいただきながら,今日までまいったわけである。
何か御質間はあるか。
それでは,格別御質問もないようなので,これは次期へ送るという意味での報告になるが,今期の審議経過の報告としていかがかということをまずお諮りしたいと思う。いかがであろうか……。(異議なし。)
それでは,本日の資料となっている「審議経過報告(案)」の「(案)」を取り,「審議経過報告」として提出したいと思うが,その前に,この上に前文を付けるので,これは課長に朗読をしてもらいたいと思う。
鎌田国語課長
それでは,報告に付ける前文を朗読させていただく。文書番号については省略する。
平成10年6月24日
文部大臣 町 村 信 孝 殿
国語審議会会長
清 水 司
新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告)
本審議会は,標記のことについて慎重な審議を行い,このたび別冊のように審議経過を 取りまとめましたので,報告します。
以上である。
清水会長
簡単な文章であるけれども,以上の前文を付けて,報告をさせていただく。
〔報告書提出〕
清水会長
狩野次官から一言ごあいさつをいただく。
狩野文部政務次官
ただ今,第21期国語審議会の成果として,「新しい時代に応じた国語施策について」の審議経過報告をお受けいたしました。
委員の皆様方には,一昨年7月の御就任以来今日まで,御多忙の中を終始御熱心に御審議いただきましたことを心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
今期は,前期審議の成果を基に,「敬語を中心とした言葉遣いに関すること」と「表外漢字の字体に関すること」の二つの大きな柱を中心に御審議をいただき,それぞれについて審議経過報告としておまとめいただいたと伺っております。
これらは,現在の言語状況とその望ましい在り方について,幅広く,また掘り下げて慎重に御審議いただいた成果であり,このような充実した報告をおまとめいただいたことに,深く敬意を表する次第です。
国語は我が国文化の基礎を成すものであり,国語の問題は,国民一人一人の日々の生活に密接にかかわるものであることは言うまでもありません。ここに,これまでに賜りました皆様方の御尽力に対し,重ねて御礼申し上げますとともに,今後とも国語行政に御理解,御協力を賜りますようお願い申し上げまして,お礼の言葉といたします。
ありがとうございました。
清水会長
次官,どうもありがとうございました。
次官は,これからまた所用でほかへいらっしゃらなければいけないということで,ここで御退席になる。
〔狩野文部政務次官退席〕