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第2委員会
<第1回> (平成11年3月12日)
樺島委員を主査に,小林委員を副主査に選出した後,今期の審議の前提となる第21期国語審議会の「審議経過報告」に掲げられた「第2 表外漢字字体表試案」について小林副主査から説明があった。これに基づき,基本認識にかかわる観点,印刷標準字体・簡易慣用字体にかかわる観点,字体差・デザイン差にかかわる観点等について確認し,今期の進め方や問題の検討の仕方等について意見交換を行った。
〔配布資料〕
- 第2委員会委員名簿
- 第22期国語審議会における委員会の設置について
- 第22期第2委員会における検討の観点
- 第21期国語審議会第2委員会における配布資料 (抜粋)
〔参考〕 |
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<第2回> (平成11年4月19日)
資料「第22期第2委員会における検討の観点(改)」,「JIS漢字の字形(しんにゅう等)について」,「新旧字形対照表」,「字体関係参考資料集の作成について(案)」について事務局から説明し,それに基づいて意見交換を行った。その中で,第2委員会の役目は,表外漢字字体についての基本理念を明示し,印刷標準字体を定めることにあることが再確認された。また,手書き字形とのかかわりや学校教育とのかかわりについて意見交換を行った。
〔配布資料〕
- 国語審議会第2委員会(第1回)議事要旨(案)
- 第22期第2委員会における検討の観点(改)
- JIS漢字の字形(しんにゅう等)について(『ワープロ・パソコン最新漢字辞典』 (小学館,1994年4月)から抜粋)
- 新旧字形対照表(『標準漢字表<暫定版>』(朝日新聞社,1998年4月)から抜粋)
- 字体関係参考資料集の作成について(案)
<第3回> (平成11年6月14日)
日本新聞協会から出された「「表外漢字字体表試案」に関する意見書」について, 同協会用語専門委員の堀田倫男氏から説明を受け,それに対する質疑応答を行った。その後,同意見書の内容を踏まえ,資料「第2委員会における論議の概要−1」(第3回総会提出資料)を中心に意見交換を行った。その中で,特に3部首の一括許容の是非か論点となった。
〔配布資料〕
- 国語審議会第2委員会(第2回)議事要旨(案)
- 第2委員会における論議の概要−1(第22期国語審議会第3回総会配布資料)
- 「表外漢字字体表試案」に関する意見書(日本新聞協会,平成11年6月10日)
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<第4回> (平成11年7月19日)
資料「第3回第2委員会における論点の整理」について事務局から説明があり,これに基づいて意見交換を行った。その中で,現在作成中の「新凸版調査」,「読売調査」の結果を踏まえて,特に問題がなければという条件付きで,3部首の一括許容は現在使われているものに限って認めることとした。3部首以外の許容(簡易慣用字体)については,今後様々な資料に照らして検討することとした。また,資料「凸版印刷漢字出現頻度数調査資料(抄) 」について事務局から説明かあった。
〔配布資料〕
- 国語審議会第2委員会(第3回)議事要旨(案)
- 第2委員会における論議の概要−1(第22期国語審議会第3回総会配布資料)
- 第3回第2委員会における論点の整理
- 凸版印刷漢字出現頻度数調査資料(抄)(平成11年7月)
<第5回> (平成11年10月20日)
資料「第2委員会における論議の概要−2」,「「手書き字形にかかわること」等の検討のために」,「検討対象漢字確定のための資料−1」,「同−2」について事務局から説明した。議事に入り,主査から今後の細かな字体検討作業のために字体小委員会を設置することが提案され,了承された。また,同小委員会所属委員は,前期のメンバーに加えて,阿辻委員及び希望者で構成すること,次回第2委員会までの間に1〜2回開催したいとの提案も了承された。「渕」と「淵」や,「恐懼」の「懼」と「危惧」の「惧」の関係等について話し合い,これらの2字は別字扱いとすることとした。また,手書き字形とのかかわりや,「字体差・デザイン差の示し方」について検討を行った。
〔配布資料〕
- 国語審議会第2委員会(第4回)議事要旨(案)
- 第2委員会における論議の概要−2(第22期国語審議会第4回総会配布資料)
- 「手書き字形にかかわること」等の検討のために
- 検討対象漢字確定のための資料−1
- 検討対象漢字確定のための資料−2