国語施策・日本語教育

HOME > 国語施策・日本語教育 > 国語施策情報 > 第22期国語審議会 > 第3委員会

第3委員会

<第6回>  (平成11年11月11日)

 資料「北京における日本語教育に関する現状報告と提言」について山口委員から説明を受け,それに基づいて意見交換を行った。中国大陸に向けて日本人や日本文化を説明することの大切さを日本人が意識し,日本理解を広げる努力をすべきことや,日本人と外国人の言語観を整理し,これからの日本人が身に付けるべき言語能力について提案することの必要性などが話題となった。続いて,資料「第3委員会の論点整理のために」について事務局から説明があり,それに基づいて,本委員会の提言に盛り込むべき考え方や事項等について意見交換をし,論点の整理を行った。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第3委員会(第5回)議事要旨(案)
  2. 北京における日本語教育に関する現状報告と提言(山口委員提出資料)
  3. 第3委員会の論点整理のために
  4. 第3委員会における論議の概要−2(第4回総会配布資料)
〔参考〕 対談「急がれる日本語教育への支援」(『フォト』平成11年11月1日掲載)

<第7回>  (平成12年1月14日)

 前回の論点整理に基づいて作成した資料「第3委員会のまとめ素案」(第3委員会の提言の骨子を,たたき台としてまとめたもの)について事務局から説明があり,それに基づいて意見交換を行った。「日本語の国際化を進めるための方針」,「世界に向けた多様な情報発信の必要性」などについて,活発に意見が交わされた。今回の論議を基に同資料を改訂し,今回検討できなかった部分と併せて次回に検討を継続することとした。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第3委員会(第6回)議事要旨(案)
  2. 第3委員会のまとめ素案
  3. 第3委員会における論議の概要−3(第5回総会配布資料)
〔参考〕 「日本語観国際センサス 単純集計結果(暫定速報版)」(国立国語研究所)

<第8回>  (平成12年2月18日)

 資料「第3委員会のまとめ素案」(第2版)を用いて,第3委員会の提言の内容のうち,前回の協議で検討し切れなかった部分について検討を行った。また,前回の協議に基づいて改訂した部分を確認・再検討した。「多様な日本語学習需要に応じたきめ細かな学習支援」や「国際化に対応する日本人の言語能力の伸張」等について,活発な意見交換が行われた。本日の論議に基づいて再改訂した「第3委員会のまとめ素案」を,「第3委員会における論議の概要−4」として第6回総会(平成12年3月9日)に報告することとした。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第3委員会 (第7回) 議事要旨 (案)
  2. 第3委員会のまとめ素案 (第2版)

〔参考〕 第3委員会における論議の概要−3(第5回総会配布資料)

<第9回>  (平成12年4月21日)

 第6回総会で,本委員会の提言の総論的な部分について大筋で異論がなかったことを受け,国際化に伴って生じている具体的な問題への対応の検討に入り,今回は外来語・外国語増加の問題を扱った。資料「白書,広報紙等における外来語の実態」について甲斐委員から,世論調査の結果や都道府県における外来語使用基準の調査結果など外来語・外国語に関する6種の資料について事務局から説明があり,それに基づいて意見交換を行った。第19期,第20期の報告の内容から更に進んで具体的な指針を出すことも含めて検討すべきこと,外来語多用の原因も分析すべきことなど,多岐にわたって活発に意見が出された。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第3委員会(第8回)議事要旨(案)
  2. 「白書,広報紙等における外来語の実態」(平成12年3月 国立国語研究所)
  3. 第2O期国語審議会審議経過報告から(外来語・外国語増加の問題を扱った部分)
  4. 平成7〜10年度「国語に関する世論調査」における外来語関係の調査結果
  5. 都道府県における外来語使用基準の現状 (文化庁国語課調べ)
  6. 陣内正敬「「役所言葉」の改善マニユアルと「役所カタカナ語」」(『日本語学』平成12年2月)
  7. 外来語・外国語増加の問題に関する新聞記事等
  8. 国語審議会への意見具申 (山寺秀雄)

〔参考〕

  1. 新「ことば」シリーズ6「言葉に関する問答集−外来語編」
  2. 新「ことば」シリーズ8「言葉に関する問答集−外来語編(2)」
  3. 「国家による外来語規制−「フランス語の使用に関する1994年8月4日法律」の成立にみる−」(平成7年10月 NHK放送文化研究所)

<第10回>  (平成12年5月18日)

 前回の論議を基に作成した配布資料等に基づき,外来語・外国語増加の問題に関する考え方や,官公庁・報道機関等における外来語・外国語の取扱いなどについて意見交換を行った。また,資料「姓名表記の実態と動向」 等に基づき,日本人名のローマ字表記において,「姓−名」順と「名−姓」順のどちらを採るべきかの問題について意見交換を行った。前回と今回の協議に基づき,外来語・外国語増加の問題及び姓名のローマ字表記の問題に関する第3委員会の論議の概要を,「第3委員会における論議の概要−5」として第7回総会(平成12年6月8日)に報告することとした。

〔配布資料〕

  1. 国語審議会第3委員会(第9回)議事要旨(案)
  2. 外来語・外国語増加の問題に関する論点の整理
  3. 広く国民一般を対象とする官公庁や報道機関等における外来語・外国語の取扱いについての考え方(試案)
  4. 韓国国立国語研究院「言論の外来語・外国語使用実態の改善」
  5. 国語審議会審議経過報告及び国語に関する世論調査における姓名のローマ字表記に関する事項
  6. 姓名表記の実態と動向
  7. 姓名のローマ字表記に関する新聞記事等

トップページへ

ページトップへ