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〔中国・朝鮮の地名・人名の書き方に関する部内打合せ会〕

昭和23年11月1日  午後1時半  国語課で


(出席者)
 釘本国語課長,広田,白石,細井,塩田各事務官 保科,三宅,
 高橋各嘱託  各雇員(以上国語課)
 保柳,関,箭内各事務官(第1編修課)
 青戸事務官(科学資料課)


(決定,希望等)
原地音で書くという趣旨を教科書にもあらわす。
日本語で読みなれている古典的なものは一応はずしておく。
シナは国名,東シナ海は地名。地名にはシナということばを使う。
ペキン官話で行く。
文部省としては,漢字を併用してもらいたい。


(注)
 朝日,毎日,読売,共同,放送協会で「かな書き中国地名人名一覧」を昭和22年9月30日に決定したので,これを国語審議会の審議にのせることになり,そのために主査委員会が組織されることになった。これは,そのための文部省部内の準備打合せ会である。

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