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平成12年度「国語に関する世論調査」の結果について
| 文化庁 |
| T.調査目的・方法等 |
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| U.調査結果の概要 |
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| 1.言葉遣いや,その乱れ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ふだんの生活で接する人やテレビで見る人などの言葉遣いが,乱れていると感じることがあるかどうかを尋ねた。結果は以下のとおり。 |
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| 言葉遣いが乱れていると感じることが「ある(計)」と答えた人に,人がどんな言葉遣いをしているときに乱れていると感じるかを19の選択肢を挙げて尋ねたところ,選択者の多かった選択肢の上位1〜5位は以下のとおり(複数回答)。 |
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| 言葉遣いが乱れていると感じることが「ある(計)」と答えた人に,どんな年齢の人の言葉遣いが,乱れていると感じることが多いかを尋ねた。 結果は次のグラフのとおりで,「中学生や高校生」(54.0%),「20歳前後から30歳前ぐらいまでの若者」(26.7%)の若年層を選んだ人の割合が高い。 |
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| ふだんの生活の中で自分自身の言葉遣いが乱れていると感じることがあるかどうかを尋ねた結果は次の表のとおり。各年齢層とも自分自身の言葉遣いの乱れを感じている人の割合が高いが,高年層ではやや数値が低く,60歳以上では3人に1人が「ない」と答えている。 |
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| 言葉遣いの乱れを改善するためにはどうするのが有効だと思うかを,九つの選択肢から三つまで選んでもらう形で尋ねたところ,選択率が高かった上位3選択肢は次のとおり。 |
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| 言葉遣いの改善のために期待されているのは,第一に家庭でのしつけの改善であり,続いて本人の自覚や学校での指導であることが分かる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2.家庭でのあいさつや子供の言語環境 | ||||||||||||||||||||||||||||
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| 家族と暮らしている人(全体の92.6%)に,朝起きてから寝るまでの,家庭内での六つの場面について,家族にあいさつをするかどうかを尋ねた。結果は次のとおり。 |
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| (1)〜(6)のいずれかで「しない」「するときとしないときがある」と答えた人に,その理由を尋ねた結果は,「何となく」(45.9%),「する習慣がないから」(30.0%),「うっかりして」(16.7%)などであった。 |
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| 小さい時から小学生ぐらいまでのころに,家庭で言葉遣いについて注意されたかどうかを尋ねた結果は次のとおり。 |
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| 「注意された(計)」と答えた人に,主にだれから注意されたかを尋ねた結果は,母親60.4%,父親28.4%,祖母5.8%,祖父2.6%などであった。 |
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| 自分が家庭で受けた言葉のしつけについて,現在どう思っているかを尋ねた結果は以下のとおり。 |
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| これを,家庭で言葉遣いについて注意されたかどうかの別によって集計すると次の表のようになる(数字は%)。注意された頻度が高い層ほど,受けたしつけへの満足度が高く,注意された頻度が低い層ほど「特に何も思わない」の割合が高くなっている。 |
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| 子供の言葉遣いに与える影響が大きい人やものについて,13選択肢から選んでもらった結果,選択率の高かった上位5選択肢は次のとおり(複数回答可)。 |
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| テレビ番組の中で,子供の言葉遣いに影響の大きいものは何だと思うかを尋ねた結果,選択率の高かった上位4選択肢は次のとおり(9選択肢のうち三つまで選択)。 |
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| 3.家庭でのあいさつや子供の言語環境 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 次の(1)〜(3)の文について,「やる」「あげる」のうちふつう使うものはどちらかを聞いた。平成7年度調査における同じ質問の結果と併せて表にすると,下のとおり(数字は%)。(1),(2)で,平成7年度よりも今回の方が「やる」が減り「あげる」が増えている。 |
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| 次の(1)〜(3)の文について,いわゆる「ら抜き言葉」でない本来の言い方と,「ら抜き言葉」のうちふつう使うものはどちらかを聞いた。平成7年度調査における同じ質問の結果と併せて表にすると,下のとおり(数字は%)。(2)で,平成7年度よりも今回の方が,本来の言い方と「ら抜き言葉」の併用者が増えている。(1)〜(3)を通じ,「ら抜き言葉」をふつう使うという人の割合は,両調査でほとんど変化していない。 |
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| 八つの例文を挙げ,そのような言い方をすることがあるかどうかを尋ねた中で,年齢層による使用率の差が特に大きかったのは以下の三つの言い方(「やはりそうか!」を「やっぱそうか!」,「それ,いいじゃない!」を「それ,いいじゃん!」,「気持ち悪い」を「きもい」)であった。 |
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| (1)〜(3)のことわざの意味について,それぞれ二つの選択肢から選んでもらった結果は下の表のとおり。(○は本来の意味。) |
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| 上の表のように,(1)は本来の意味で理解している人を,違う意味で理解している人が若干上回った。これを年齢層別にグラフにすると次のとおり。 |
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| 男女の言葉遣いに違いがなくなってきていることについて意見を尋ねた結果を,平成7年度調査の同様の問いの結果と併せて示すと,次のグラフのとおり。「違いがある方がよい」は,今回,7年度に比べ8ポイント増加し,過半数に達した。 |
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| 4.情報機器と言葉 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ふだん,携帯電話(PHSを含む)を使っている人(全体の46.9%)に,携帯電話で話すときの,話す内容や話し方について尋ねたところ,全体では「はっきりした用件のあるときに掛けることが多い」(93.5%),「要点を簡潔に話すことが多い」(83.7%)という回答が圧倒的に多かったが,20代以下では「特に用件のないおしゃべりをする事が多い」「だらだらと長く話すことが多い」と答える人の割合がやや高かった。 |
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| ふだん,電子メール(Eメール)を使っている人(全体の25.8%)に,電子メールのやりとりで感じていることについて尋ねたところ,そういう感じがすることが「ある」と答えた人の割合が圧倒的に高かったのは「電子メールには要点だけを書くので,簡潔なやりとりになる」(79.9%),「電子メールは話すように書けるので,思ったことが言いやすい」(75.1%)であった。 「電子メールでは打ち解けた言葉遣いができるので,相手と親しくなれる」,「(^^)や m(_ _)mなどの顔文字を見ると,発信者への親しみを感じる」の二つは「ある」の割合が5割台だが,若年層ほど「ある」の割合が高いという傾向が顕著であった。 |
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| この調査に関する報告書『平成12年度 国語に関する世論調査〔平成13年1月調査〕―家庭や職場での言葉遣い―』は,財務省印刷局から刊行されている。(調査項目数28項目 199ページ 平成13年6月20日発行 本体価格1,360円) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||






![意味が変化して伝わることわざのグラフ[年齢別]](images/yoron_img05.jpg)
