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メディア芸術の国際的な拠点の整備について
(「国立メディア芸術総合センター(仮称)」構想について)

◆トピックス

平成21年度補正予算の見直しについて

政府における平成21年度第一次補正予算の執行の見直しにより,同補正予算を受けて「国立メディア芸術総合センター(仮称)設立準備委員会」において設立準備のための検討を進めていた「国立メディア芸術総合センター(仮称)」について,関係予算の執行を停止することとなりました。

 我が国のメディア芸術は広く国民に親しまれ,新たな芸術の創造や我が国の芸術全体の活性化を促すとともに,海外で高く評価され,我が国への理解や関心を高めています。また,メディア芸術は,我が国の文化振興はもとより,コンテンツ産業,観光,国際文化交流の推進にも資するものです。
 このため,メディア芸術の一層の振興を最重要課題の一つに位置付け,積極的に取り組んでまいります。そのための施策として,「国立メディア芸術総合センター(仮称)」を設立するのではなく,「ソフト」と「ヒューマン」を重視した支援策を充実することとして,この方針に基づき平成22年度予算の編成過程において具体策を検討してまいります。

 映像で知る「メディア芸術」

 「メディア芸術」の具体的な作品や展示のイメージをお知りいただくため,「メディア芸術祭受賞作品展」の様子を御紹介します。
 目だけでなく,身体全体を使って,メディア芸術作品を楽しむことができます。


第12回「文化庁メディア芸術祭」受賞作品展より
(平成21年(2009年)2月4日〜15日・国立新美術館)

 「メディア芸術」「メディア芸術祭」については,下記「◆メディア芸術祭」の項もご参照下さい。

 平成21年(2009年)5月14日 青木保文化庁長官トークサロン「カフェ・アオキ」を開催

 東京大学大学院教授で,文化庁「メディア芸術の国際的な拠点の整備に関する検討会」の座長も務められている浜野保樹さんをお迎えして,青木文化庁長官とメディア芸術の成り立ち,黒沢映画など映像の力,メディア芸術総合センターなどについて対談を行いました。関係部分の概要をこちらで御紹介します。
※ 対談の全容については,「文化庁月報」平成21年7月号に掲載されています。

◆メディア芸術祭

 「メディア芸術」とは,メディアアート,アニメーション,マンガ,ゲーム,映画等,複製技術や先端技術等を用いた総合的な芸術です。

(注)一般に欧米においては,「メディアアート(media art)」はファインアート(純粋な美術)として扱われ,アニメーション,マンガ,ゲーム等はエンターテインメント(娯楽)として扱われる傾向がありますが,我が国では,従来から,これらの境界線を設けず,一体的に「メディア芸術」と総称して扱ってきています。

 我が国では,平成9年(1997年)以来,「文化庁メディア芸術祭」を毎年開催し,世界に広く呼びかけて,日本のみならず世界の優れたメディア芸術作品の発表と顕彰のための場を設けてきました。

 平成21年(2009年)2月に開催された「第12回文化庁メディア芸術祭」においては,
「アート」「エンターテインメント」「アニメーション」「マンガ」の4部門合計で2,146作品の応募があり,
うち,外国からは,43カ国・地域より512作品の応募がありました。
今日「文化庁メディア芸術祭」は,世界のクリエーターの登龍門として着実に実績を積み上げています。

第12回文化庁メディア芸術祭 受賞作品の紹介別ウィンドウが開きます

 「アニメーション部門」の大賞を受賞した「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)は,その直後に,映画「おくりびと」とともに米国アカデミー賞を受賞(短編アニメーション賞)し,映画・アニメーションなど日本のメディア芸術が高く評価されたことは記憶に新しいところです。

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