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文化庁月報
平成23年10月号(No.517)

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イベント案内

東京国立近代美術館フィルムセンター
映画女優 香川京子別ウィンドウが開きます

会期:平成23年11月8日(火)〜12月25日(日)
会場:大ホール(2階)
『近松物語』(1954年,溝口健二監督)

『近松物語』(1954年,溝口健二監督)

 本年,香川京子氏がFIAF(国際フィルム・アーカイブ連盟)賞を受賞することが決まりました。FIAF賞は,各国の著名な映画人の中から,とくに映画遺産の保存活動に貢献した人物を選んで贈られるもので,2001年の開設以来(第1回の受賞者はマーティン・スコセッシ),日本人の受賞は今回が初めてとなります。
 1949年に映画界入りした香川氏は,『おかあさん』(1952年,成瀬巳喜男監督)などに代表される清潔な魅力と飾らない演技でトップスターの人気を獲得するとともに,フリーとなった1952年以降も多くの巨匠監督たちに重用されて,『ひめゆりの塔』(1953年,今井正監督),『東京物語』(1953年,小津安二郎監督),『近松物語』(1954年,溝口健二監督),『どん底』(1957年,黒澤明監督)等,映画史上の傑作に出演し,その名演を映画ファンの記憶に刻みつけてきました。さらには,その60年以上の輝かしい経歴に関わる貴重な約300点を自らフィルムセンターへ寄贈するとともに,フィルムセンターや他の映画関連団体が主催する映画保存促進のキャンペーンやイベントに協力し,フィルム・アーカイブの重要性についても進んで発言を行ってきました。
 その偉大な功績を讃えるFIAF賞の受賞にあわせて,このたびフィルムセンターでは「映画女優 香川京子」と題し,出演作約50本をプログラムして紹介する上映会(11月8日−12月25日/大ホール)と,香川氏からの寄贈資料などをとおしてその女優人生をたどる展覧会(9月13日−10月28日,11月8日−12月25日/展示室)を開催することとなりました。また,東京国際映画祭(10月22日−30日)では,FIAF賞の授賞式とともに,『近松物語』新訳英語字幕付きニュープリントなど代表作を英語字幕付きプリントで特集上映する「香川京子と巨匠たち」(フィルムセンターとの共同主催)も開催されます。日本映画黄金期の伝説とも呼ぶべき香川氏の足跡をさまざまな角度から振り返るイベントをお楽しみ下さい。

(主任研究員 入江良郎)

東京国立近代美術館フィルムセンター

〒104-0031  東京都中央区京橋3-7-6

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03-5777-8600(ハローダイヤル)
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東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅出口7 徒歩5分,JR東京駅八重洲南口 徒歩10分
開映時間
火曜日〜金曜日 15:00/19:00
土曜日・日曜日・祝日 11:00/14:00/17:00
※作品によって開映時間が異なることがありますのでご注意ください
休館日
毎週月曜日
観覧料
一般500円,高校・大学生・シニア300円,小・中学生100円
障害者(付添者は原則1名まで),MOMATパスポートをお持ちの方,キャンパスメンバーズは無料
ホームページ
http://www.momat.go.jp別ウィンドウが開きます

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