文化庁月報
平成25年4月号(No.535)
イベント案内
東京国立博物館
「国宝 大神社展」
伊勢神宮で第62回式年遷宮がおこなわれる本年,東京国立博物館では,神社本庁をはじめ全国の神社の全面的な協力を得て,「国宝 大神社展」を開催します。本展覧会は,国宝・重要文化財約160件を含む,約200件の神社の宝物や神道に関する美術工芸品を総合的に展観する,過去最大の企画展です。おすすめの宝物をご紹介します。
古神宝
神社に社殿が造られ,神々が祀られるようになると,殿内に人が住んでいるのと同じように,祭神のための装束や身のまわりの調度,武具などの神宝が納められました。神宝は本来人目に触れないものですが,役目を終えて殿内から取り下げられ,神社に伝えられたものを古神宝と呼んでいます。
国宝
鎌倉時代・13世紀 神奈川・鶴岡八幡宮蔵
展示期間: 4月9日(火)〜5月6日(月・休)
この
伝世の名品
神社には古神宝のほかにも,たくさんの宝物が伝えられてきました。古くから伝来し尊ばれてきたものや,祈願や感謝の意をこめて奉納されたもの,祭礼や行事に用いられたものなどがあります。
国宝
南北朝時代・14世紀
青森・櫛引八幡宮蔵
展示期間:5月8日(水)〜6月2日(日)
この鎧は,正平22年(1367)4月,後村上天皇より南部信光が拝領し,信光の跡を継いだ光経が応永18年(1411)に
妻取威とは,腰から下を護る
神々の姿
目には見えない神の姿を,仏像の影響を受けて,神像として作るようになったのは8世紀で,現存しているのは9世紀以降のものです。
国宝
平安時代・9〜10世紀 和歌山・熊野速玉大社蔵
熊野速玉大社に伝わる4体の国宝神像のうちの1体で,御子の名前のとおり若い像です。やや目尻が上がった目,抑揚がある頬,肩幅がある堂々とした体つきには,御子神らしい充実した力強さがあります。
9世紀末頃になると,膝の奥行きを狭くし,衣の
全国の神社パワーを結集した,空前絶後の神道美術展。多くの方々にご来館いただけるよう願っています。
(上席研究員 池田 宏)
東京国立博物館
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
- お問い合わせ
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
- 交通
- JR上野駅公園口・鶯谷駅より徒歩10分,東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅,千代田線根津駅,京成電鉄京成上野駅より徒歩15分
- 開館時間
- 9:30〜17:00 (入館は閉館の30分前まで)
(ただし,会期中の金曜日は20:00まで,土・日・祝・休日は18:00まで開館) - 休館日
- 毎週月曜日(ただし4月29日(月・祝),5月6日(月・休)は開館,5月7日(火)は休館)
- 観覧料
- 一般1,500円(1,200円),大学生1,200円(900円),高校生900円(600円),中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金です。
※障害者とその介護者各1名は無料です。入館の際に障害者手帳等をご提示ください。 - ホームページ
- 展覧会公式ホームページ http://daijinja.jp/

- 東京国立博物館ウェブサイト http://www.tnm.jp/

