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文化庁月報
平成25年5月号(No.536)

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イベント案内

東京国立近代美術館フィルムセンター
映画より映画的! 日本映画 スチル写真の美学

会期:平成25年4月16日(火)〜8月7日(水)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
組立式暗箱カメラ 井本俊康氏所蔵

組立式暗箱カメラ 井本俊康氏所蔵


写真家が挑んだスチル写真 森山大道 『処刑の島』(1966年、篠田正浩監督)

写真家が挑んだスチル写真
森山大道 『処刑の島』(1966年、篠田正浩監督)

 私たちがある一本の映画と出会う前に、そのきっかけとなる大切な役割を果たすのが宣伝用のスチル(静止)写真です。映画の現場には、映画そのものを創り出すキャメラマンとは別に、スチル写真の撮影者(スチルマン)が存在し、本番撮影と並行して場面の撮影をしています。時間芸術である映画のエッセンスを静止画像によってすくい取り、人々の想像力をかき立てるスチル写真には、独自の感覚とプロフェッショナリズムが求められます。
 そのスチル写真に初めて光を当てるこの展覧会「映画より映画的! 日本映画 スチル写真の美学」は、主に日本映画の最盛期に活躍したスチルマンの仕事に注目し、彼らの日本映画への隠れた貢献を明らかにします。スチルの撮影という仕事を紹介するとともに、1951年から16年間「キネマ旬報」誌上で行われた「日本映画スチル・コンテスト」の受賞作、映画作品自体の象徴となった名作スチル、著名な写真家が手がけたスチル、フィルムが失われた戦前の喜劇のスチル、そして編集者・写真家の都築響一氏によるロビーカード(劇場掲示用の印刷スチル)のコレクションなどを展示し、この“もう一つの映画文化”を多角的に取り上げます。
 また会期中には、往年の名スチルマンをお招きし、スチル撮影の現場について語っていただきます。4月27日には石原裕次郎や赤木圭一郎のカメラマンとして活躍した元日活撮影所の井本俊康氏、6月22日には高倉健のイメージを作り上げた元東映東京撮影所の遠藤努(功成)氏をお招きして、貴重な体験談をお聞きする予定です。

(主任研究員 岡田秀則)

東京国立近代美術館フィルムセンター

〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6

お問い合わせ
03-5777-8600
交通
東京メトロ銀座線京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分
都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分
開室時間
火曜日〜日曜日 11:00〜18:30(入場は閉室30分前まで)
休館日
毎週月曜日,5月27日(月)−6月4日(火),7月1日(月)−7月8日(月)
観覧料
一般200円(100円) 大学・シニア70円(40円) 高校生以下及び18才未満,障害者(付添者は原則1名まで),MOMATパスポートをお持ちの方,キャンパスメンバーズは無料
ホームページ
http://www.momat.go.jp別ウィンドウが開きます

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